平和堂/小商圏向け新業態が大阪に登場、EDLP推進
2023年09月26日 16:30 / 店舗
平和堂は9月28日、大阪府茨木市に小商圏戦略店舗の新業態「フレンドマートスマート」の1号店として、「フレンドマートスマート茨木サニータウン店」をオープンする。
JR茨木駅の北約5.3㎞先に位置し、1970年代に街びらきされたニュータウン「サニータウン」の中に出店する。主要道路は、サニータウンの西側に府道114号線、東側には府道46号線が南北に通っており、高低差のあるサニータウン内は、車やバス移動が中心となる。
同店の2㎞圏内にはスーパーがない限定された商圏が特徴。人口構成としては街びらき当初の2丁目から5丁目は高齢世帯が多い一方、6丁目以降や山手台新町、東町はニューファミリー層の新規居住者が多く、人口は増加傾向にある。
商圏は同社調査によると、0~0.5km・人口2909人・1219世帯、0.5~1.0㎞・人口4937人・1993世帯、1.0~2.0㎞・人口9000人・3615世帯、合計人口1万6846人・6827世帯。
同店は、売場面積約495.87m2(約150坪)を基準としたローコストオペレーションの実現により、広い土地の確保が難しい都市部や人口の少ない郊外といった小商圏向けの展開を図る新業態となる。
屋号の「スマート」には、「無駄のない」「効率の良い」「短時間での買い物」などの意味が込められている。EDLP(エブリデイロープライス)、店内できたて商品の提供、短時間での買物を可能にする店舗を目指す。
品ぞろえは、品質と価格を厳選した「WOW PRICE(ワオプライス)」によるEDLP化を進める。
他の店舗では毎週行っているチラシの新聞折り込み、HOPカード会員価格の品、モバイルクーポンなどの期間限定の割引セール、月のまんなか市でのハトの謝恩券シール配布といったキャンペーンは実施しない。
また、毎日の食卓に便利な店内できたての総菜を豊富に取り扱う。
デリカセンターを活用した総菜に加え、弁当やフライなどできたてがお勧めの商品は店内で手作りする。
センターでふっくら焼き上げたバンズを使い、店内で手づくりするバーガーはお勧め商品。センターと店舗の役割分担を明確にし店舗作業の効率化を図ることで、小さな店でも店内できたての商品を毎日届けることを可能にした。
コンパクトな売場は、肉・魚・野菜などの生鮮品、総菜をまとめて展開し、買い回りをスムーズにした。
毎日の食卓に便利な即食・簡便商品を充実。店内のレジは全てセルフレジを採用し、レジの待ち時間を軽減する。
レジにはアテンダントの従業員が常駐し、サポートする。
同店開店後の大阪府内の店舗数は22店舗、茨木市内は4店舗、平和堂店舗数は155店舗。
■フレンドマートスマート茨木サニータウン店
所在地:大阪府茨木市山手台3丁目30-30
TEL:072-648-0460
開店日:2023年9月28日9時30分新規オープン
店舗面積:約1084m2(後方含む)
売場面積:約636m2(平和堂約534m2、Watts約102m2)
テナント:約100m2
駐車台数:50台
駐輪台数:75台
年間休日:年間5 (ただし、設備点検等で臨時休業あり)
基本営業時間:9時30分~20時
従業員数:約19人(パート・アルバイトは8H換算)
テナント:100円均一「Watts」、サービス(予定)
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