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ヤマエグループ/コンフェックスを161億円で買収、菓子卸を拡大

2023年11月01日 11:09 / 店舗

ヤマエグループホールディングスは10月31日、コンフェックスホールディングスの株式を取得し、子会社化すると発表した。

ヤマエ

CFP投資事業有限責任組合から、普通株式66万株(160億9700万円、議決権所有割合:66%)を取得。アドバイザリー費用も合算し、取得価額は161億4300万円。株式譲渡完了日は12月29日の予定となっている。

ヤマエグループHDは、食品、住宅・不動産関連の卸売業や製造業を営んでいる。中期経営計画「Progress Go’25」(2023年度~2025年度)において、「食」と「住」を事業のベースとしつつ新たなステージへ進化するため、M&Aの強化に取り組んでいる。

コンフェックスHDは東京都を中心に、菓子食品総合卸売業を展開。ヤマエグループHDは、2016年11月に九州一円を中心に菓子卸を展開するヤマエ菓子(旧:いんま商事)の株式を取得。2018年12月に持ち分法適用関連会社であるワイ&アイホールディングス合同会社を設立し、コンフェックスに資本参加を行い、菓子流通事業への本格参入を図ってきた。

今回の株式取得により、菓子卸事業のさらなる事業拡大とともに、「流通のトータルサポーター」としてサプライチェーン全体の発展に寄与することができると考え、コンフェックスHDを子会社化する。

コンフェックスHDの2023年3月期売上高2448億8600万円、営業利益20億600万円、経常利益33億1900万円、親会社株主に帰属する当期純利益12億3800万円。

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