伊藤忠食品、ヤマエ久野/合弁会社設立し「コンフェックス」に出資、菓子流通に参入
2019年01月15日 13:50 / 経営
伊藤忠食品とヤマエ久野は1月15日、菓子流通への参入を目的に、合弁会社「ワイ&アイホールディングス合同会社」を設立したと発表した。
ワイ&アイHDの資本金は1億円で、出資比率は非公開。本店所在地は、東京都港区赤坂の伊藤忠食品本社内に設置した。
2018年12月7日に設立しており、すでに菓子総合卸売業であるコンフェックスホールディングスへ資本参加を実施している。
コンフェックスHDは、菓子卸売業を中核としており、2018年6月に、東京海上キャピタルが管理・運営する投資ファンドの出資を受けている。2018年3月期の連結売上高は2086億円だった。
コンフェックスは、今後のさらなる発展を企図して、現在の株主である東京海上キャピタルが管理・運営するファンドと伊藤忠商事に加え、ワイ&アイHDを株主に迎えたと発表している。
なお、ワイ&アイHDの設立は、伊藤忠食品とヤマエ久野が対等の精神に基づき実施した取り組みで、業務提携を伴うものではないという。
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