グランスタ東京/洋菓子・和菓子の専門店計12店舗9/13オープン
2024年08月09日 10:58 / 店舗
JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーの運営するJR東京駅構内の駅ナカ商業施設「グランスタ東京」(東京都千代田区)は9月13日、東京駅構内地下1階銀の鈴エリアに、洋菓子・和菓子の専門店を計12店舗オープンする。
今話題のパティシエ、シェフが手がける新業態や、SNS等で話題のブランド初の常設ショップ、グランスタ限定新ブランドなどスイーツ好きも唸るブランドが東京駅に集結。センスのある手土産を探しているオフィスワーカーやSNS等で情報収集をしているスイーツ好きの顧客が、じっくり選んで何度もリピートしたくなるような店が集まるという。
リニューアルコンセプトは「Essence Selection」。素材の良さ・手作りの美味しさなど、職人の技が詰まったスイーツはもちろん、各ブランドの世界観も楽しめる。雑貨店などがあった区画を店舗移転・改装し、東京駅初出店8ショップを含む合計10ショップの新たなスイーツゾーンを導入。隣接する和菓子ゾーンにも2ショップを新規オープンし、計12店舗が出店する。
<Brick bake bakers by Patisserie ease>
新業態「Brick bake bakers by Patisserie ease(ブリックベイクベイカーズバイパティスリーイーズ)」は、日本橋兜町の「Patisserie ease」3号店目。焼きたてのフィナンシェが味わえる。
店内のオーブンで焼き上げる「クラフトフィナンシェ」(1個税込300円以上)は、焼きたてならではのアーモンド・バターの香りと、ふんわりとした口当たりを堪能できる。時間の経過とともに食感が変化するため、さまざまな楽しみ方が可能だ。
同じく新業態の「AM STRAM GRAM nobolyquedaly(アム ストラム グラム ノボリクダリ)」は、タルト専門店。店名はフランスの子どもの数え歌に由来する。グランスタ東京店は「上り下り」をコンセプトとし、日本各地の食材の旬を追いかけ、その食材を仕入れて(=ノボリ)使用したサクサクのタルトを提供(=クダリ)するという。
季節・旬のフルーツを使用したタルティミニ各種(600円以上)は、タルトレットほど小さくなく、タルト生地やクリーム、フルーツそれぞれの存在感が際立つ絶妙のサイズ(直径6cm程)で仕立てた。
1805年江戸後期創業の「船橋屋」が贈る姉妹ブランド「こよみ」が、グランスタ東京店として装いを新たにオープン。東京下町「亀戸天神社」の境内から発した伝統の発酵和菓子「元祖くず餅」とともに、新たな視点から生まれる逸品を提供する。
「元祖くず餅」の原料を使用した東京駅ナカ限定の新商品「生くず餅『とろり』」(630円、1日限定30個)は、少しずつ手仕込みで清涼感あふれる生スイーツに仕上げた(要冷蔵)。関東流くず餅特有のほのかな酸味も感じるという。
このほかの店舗は、フレンチレストラン出身のシェフ・田村浩二が手がける「Mr. CHEESECAKE」初の常設店、オーガニック素材などを使用する洋菓子店「shodai bio nature(ショウダイ ビオ ナチュール)」、東京・神奈川を中心にレストランを展開するうかいグループによる洋菓子店「アトリエうかい」、レモン和菓子「枸櫞(くえん)」など。
■「グランスタ東京」新スイーツゾーン
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅八重洲地下中央口改札内(東京駅構内地下1階グランスタ東京銀の鈴エリア)
営業時間:平日・土8時~22時、日・祝日8時~21時(初日2024年9月13日のみ10時オープン)
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