ウッディハウス/京都舞鶴の赤れんがパーク隣接地に複合商業施設「atick」オープン
2024年08月19日 16:49 / 店舗
ウッディハウスは9月14日、京都府舞鶴市の旧文庫山学園跡地において開発をすすめてきた複合商業施設「atick(アティック)」をグランドオープンする。
舞鶴湾を一望できる特別な場所で、ファッション、カフェ、アウトドア、インテリアグッズ、お土産、サウナ、ドッグランなどを楽しめる施設を展開。地元の人々にとっては「自慢のオシャレスポット」として、市外や県外からの人々にとっては、舞鶴や北近畿への観光の目的地として位置づけられることを目指す。
atickは、舞鶴赤れんがパークに隣接し、舞鶴市役所や海上自衛隊などが建ち並ぶ舞鶴のメインエリアに位置する。舞鶴赤れんがパークは、舞鶴のランドマークであり、海軍ゆかりの歴史的建築物としても知られている。舞鶴市民に愛されるシンボルであり、観光客にとっては訪れる価値のある名所でもある。
特別な時間を楽しめる内装と空間、舞鶴湾や艦船「クレインブリッジ」を望める絶好の立地で、子ども連れや愛犬を含む家族、カップルなど幅広い世代が、心地よい時間を過ごすことを提案する。
atickは、舞鶴湾や日本遺産である赤れんが倉庫を見下ろせる高台という抜群の立地を眠らせることなく次世代へとつなぎ「地域活性化」のきっかけとなる舞鶴の新たな賑わい拠点を目指す。
今回、ウッディーハウスの新店舗だけでなく、ウッディーハウスの目指すところや地方創生への思いに賛同し、舞鶴というまちに魅力と可能性を感じた企業・店が集積した。これからも大切にしていきたい舞鶴の良いもの、そして、今までに舞鶴になかったものが融合する、新しい複合商業施設となる。
まず、北京都初となる「BEAMS JAPAN」が出店。BEAMS JAPANは、日本をキーワードに、「食」「銘品」「ファッション」「コラボレーション」「カルチャー」「アート」「クラフト」の構成で日本のさまざまな魅力を国内外に発信する。舞鶴の店舗は、新宿、渋谷、京都、日光、神戸、出雲、宮島、善光寺に続く9店舗目となる。
BEAMS JAPANとは別に、atickのスーベニアショップもオープン。舞鶴の定番のおみやげのほか、ここでしか手に入らない個性的なおみやげやセレクト雑貨まで、幅広いラインナップで、今までとはひと味違う「お土産屋」を展開する。
また、“空間を音でプロデュース”した人気カフェ「GOOD SOUND COFFEE」が、東京、大阪に続く4店舗目となる新店舗を舞鶴にオープン。大きな窓からは舞鶴湾が一望できる。さらに、特別な空間の中で楽しめるアパレルショッピングを提案する、アパレルセレクトショップ「Woodyhouse LBR」を誘致した。メンズ・レディースの国内ブランドを中心にこだわり抜いたセレクトに加え、雑貨も取り揃えたライフスタイル提案する。アート志向の高いインテリア小物やメンズライクな日用品など、個性ある商品を求めやすい価格で作り続ける大人気雑貨ブランドPUEBCOも、直営店並みの規模と品揃えをする。
そのほか、WOODYHOUSEオリジナルブランド「SOLAMONAT」初の直営店も展開する。日常の生活に寄り添う「なくてはならない」モノづくりを提案するSOLAMONATの商品が全て取り揃えられているだけでなく、SOLAMONATを企画・デザインする総フォロワー数10万人を誇る人気スタイリストやWOODYHOUSEバイヤーも実際に店舗に立つ。
また、様々な植物を販売するエリアも併設。人とフィールドとアクティビティをつなぐアウトドアショップ「&Field」を展開。非日常感を味わうことのできるアウトドアフィールドやアクティビティには、それに応じた道具や服装が必要となるが、そういったものをより身近に感じられ手に取れる品揃えが特徴となっている。
特に 豊富なノースフェイスのアパレル、北京都で唯一のパタゴニアプロビジョンズの取り扱い、キャンプシーンでは、北京都では数が少ないSNOW PEAKのSHOP IN SHOPなど、メジャーなものから少しマニアックなアウトドアギアまでを幅広く取り揃える。
ショッピング以外の体験型施設として、海が見える絶景サウナを設置。北欧産木材を使用した、豊かな木の香りを楽しむことができる最大10名収容の大型バレルサウナを、護衛艦や行き交う船舶など、舞鶴湾を一望できる開放感のある屋上に設置する。サウナ室には大きなガラス窓があり絶景を眺めながらサウナを味わうことができる。3~40℃まで設定可能なプロ仕様のチラーを使用した水風呂はオゾン効果でまろやかな水質。水風呂後には風通しの良いパーゴラ内の日陰で快適に整う体験が可能。
また、植物の楽園「THE FARM」が監修した 緑あふれるおしゃれなドッグランを設置。約330m2の敷地に天然芝が敷かれ思い切り走り回れる。小型犬中型犬専用になっており、水遊びできるプールや手洗い場も完備。犬が休める木陰エリアも充実し、 飼い主がどんな天候でもゆっくりくつろげる屋根付きのテラスも併設、犬にも飼い主にも優しい設計を採用した。夜にはストリングライトが照らされ 幻想的な雰囲気が楽しめる。抱っこ又はキャリーバッグ、ペットバギー等を利用すると施設内もペット同伴可能となる。
元々艦艇の撮影スポットとして人気のあるこの旧文庫山施設のあった丘は、圧巻の海上自衛隊の艦艇が見える 日本でも有数の絶景スポットでもある。建物の屋上にある展望台は さらにそこから15mほど高い場所から舞鶴湾を見下ろせる。 舞鶴湾にかかるクレインブリッジやジャパン マリンユナイテッドのドッグまで見渡せる。展望台内には望遠鏡を設置し、大浦半島まで眺望を楽しめる。展望台の特徴的なグレーのカラーリングは、艦艇をイメージした。
そのほか、「何もしない時間」も素敵に過ごせる空間づくりを大切にした。旧文庫山学園の基本的な施設の構造は残しつつ、中はシックなモルタルと植物が共存するオシャレな空間に改装した。大きな窓からは 舞鶴湾や庭園など 屋外の風景が良く見え、中庭からは自然の優しい光が差し込む。施設の裏側には庭園があり、美しい風景と そこに集まる自然の生き物たちで、季節を感じながらゆったりと過ごせる。
志摩幹一郎代表取締役社長は、「舞鶴赤れんがパークの管理運営がスタートして早2年が過ぎた。当初予定をしていた旧文庫山施設の改修が最終段階に入った。この場所からの眺望に魅了され改修してきたが、いよいよ第一期OPENが今秋9月14日となる。この場所は意外と地元の人も知らない方が多く、赤れんがパークに隣接しながら一般には開放できていなかった場所でもある。弊社ではここを赤れんがパークの新エリアとして一般に開放し、観光スポットとして広く広報する。この施設がOPENすることで、赤れんがパークと合わせて近畿圏だけでなく遠方からも足を運んでもらえる場所へと進化させる。是非、展望台からの舞鶴湾の眺めを楽しんでほしい」とコメントしている。
ウッディーハウスは、 「地方にも本物を」をコンセプトに、同市内に2店舗・京阪神と東海地方に10店舗 実店舗を構えながら ネット事業を通じて世界中に洋服を届けている。また 舞鶴市をして盛り上げる様々な施策にも力を入れ、イベントや教室を通じて市や学校、他業種の企業とも連携しながら、地方都市である舞鶴を牽引できる企業となれるよう常に新しい取り組みにチャレンジしている。
2021年、ウッディーハウスは「赤れんがパーク官民連携型賑わい拠点創出事業」に応募し、舞鶴市の選定委員会による審査が行われた結果、選定され、2022年から舞鶴赤れんがパークを舞鶴市の観光ハブとすべく管理運営を進めてきた。舞鶴市民の誇りである舞鶴赤れんがパークの更なる魅力向上、そして新たな事業の実施を行いながら、赤れんがパーク周辺一帯の賑わい創出事業の一環として、隣接する旧文庫山施設を活用する案を含めており、2022年から工事がスタートした。
■atick
所在地:京都府舞鶴市字北吸1049ー1
交通:舞鶴若狭自動車道・京都縦貫自動車道「舞鶴東IC」から車で15分
JR東舞鶴駅から徒歩20分、バス10分
駐車場:50台(無料)
https://atick.jp/
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