くら寿司/関西万博に最大規模の店舗オープン、回転ベルトは135m

2024年09月12日 17:12 / 店舗

くら寿司は9月12日、2025年「大阪・関西万博」において、「食に関わる新たな技術や文化」を来場者が実際に体験できる「フューチャーライフゾーン」に同社史上最大かつ、サステナブルを強く意識した店舗をオープンすると発表した。

<関西万博に最大規模の店舗>
くら寿司

今回の出店について、同社は「『回転ベルトは、世界を一つに。』をコンセプトに、始まりも終わりもない回転ベルトで結ばれる回転ずしを通じ、万博に訪れた世界中のみなさんが笑顔になり楽しい食体験ができる場を提供したい」と考えているという。

店内には、同社史上最多となる338の座席、約135mの同社史上最長の回転ベルトを設置。内装は、既存のグローバル旗艦店と同様に、テーブルや柱に白木を、座席には畳シートを使用するなど、ジャパニーズモダンなデザインとなっている。天井には、巨大な回転ベルトと皿のグラフィックが大胆に描くとしている。

<内装はジャパニーズモダン>
ジャパニーズモダン

AIやICTを活用した衛生・品質管理のシステム、利便性・快適性を向上させるテクノロジーを活用したシステムを導入。回転ずしのアイデンティティーである回転ベルトでの提供にこだわった店舗となる。

外観は、同社の店舗を象徴する蔵をイメージしたなまこ壁に、空気中のホコリやウイルスからすしを守る「抗菌寿司カバー鮮度くん」に入った、マグロのにぎりが大きく描かれたシンプルなデザインを採用する。

外壁素材には、廃棄予定の赤貝の貝殻約33.6万枚を再利用。海藻から作るのりなどを使用する人工物不使用のしっくいを使い、同社初のサステナブルな店舗となる計画だ。

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