横浜市緑区「中山商店街」/期間限定店舗の出店支援プラットフォーム導入

2024年12月10日 14:06 / 店舗

横浜市緑区で商店街を運営する中山商店街協同組合はこのほど、ポップアップストア(期間限定店舗)関連の短期出店者の募集のため「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」を導入した。

<中山商店街協同組合のイベントスペース>

COUNTERWORKSが提供する「ショップカウンター」は、ポップアップストア・催事・展示会などの出店や出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォーム。

ショッピングモール、スーパーマーケット、百貨店、商店街、駅ナカ、オフィスビル、撮影スタジオ、展示会場など様々な商業スペースの検索・予約ができる。9月末時点で約7万のテナントが利用し、業種の幅はアパレル、雑貨、食、生活サービスなど多岐にわたる。

中山商店街協同組合は1946年に発足した「中山商栄会」を前身に1957年に法人化された組合で、JR中山駅周辺において150店舗近くが加盟する横浜市緑区で最大規模の商店街。

毎年11月に開催する「中山まつり」では、近隣から3万人近くが来場し、地域と連携した取り組みも盛んに行っている。

一方で、2023年12月から開始した協同組合が管理する空きスペースの短期レンタルは、インターネット上での認知を図れておらず、新規の利用が想定通り進捗していない課題があった。

カウンターワークスでは、全国的に後継者不足に悩み、空き店舗率が上昇傾向にある商店街をポップアップストアという切り口で活性化すべく、2023年から東京都目黒区にある老舗商店街「自由が丘ひかり街」を皮切りに「ショップカウンター」を活用した空きスペースの短期レンタル事業や独自イベントのプロデュースをサポートしてきた。

今回、横浜市が商店街の活性化支援のため商店街と事業者双方がメリットを享受できる「商店街コラボックス事業」を通じて、中山商店街協同組合での「ショップカウンター」導入が決定した。

まず、中山商店街が運営・管理するレンタルスペースを掲載し、「ショップカウンター」に登録する約7万のテナントに向けてオンラインでのポップアップストアの募集を開始する。今後は、地域のイベント開催時にキッチンカーなどを誘致することで集客コンテンツをより強化し、来場者の満足度向上も視野に入れる。

■ショップカウンター
https://shopcounter.jp

TSUTAYA/催事出店支援「SHOPCOUNTER」本格導入、全国100店舗目指す

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