あさひ/海外スポーツサイクルパーツの卸売事業を強化
2017年10月17日 15:30 / 経営
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自転車専門店のあさひは10月17日、海外のスポーツサイクルパーツブランド8社の日本総販売代理店を開始するとともに、スポーツサイクル関連製品の卸売事業を強化すると発表した。
これまで取り扱っているカナダ人気スポーツサイクルブランド「ルイガノ」「ガノー」の日本総販売代理権取得に続く施策。
海外のスポーツサイクルパーツブランド8社の日本総販売代理店の開始により、スポーツサイクル本体からパーツ、ウェアまでスポーツサイクルに関するアイテムをすべて取り扱う総合代理店として卸売事業を強化する。
あさひは2015年2月、「あさひVISION2020‐NEXT STAGE‐」を策定し、2020年に、売上高660億円、530店体制を目指している。
その一環として「SHIFT TO SPORTY」のスローガンを掲げ、スポーツとして自転車を楽しむことができる環境作りにも注力しており、2015年からスポーツサイクル専門店「スポーツスペシャリティストア」を展開している。
2005年に三重県伊賀市、2011年に埼玉県久喜市に合計で約3万3000m2の物流センターを設けた。
従来は一部メーカーから各店へ直接納入していたが、2015年以降は自社倉庫への一括納入とする体制を確立した。
自社システムによる総合的な在庫管理が行えるようになり、在庫切れによる販売機会ロスを低減した。
今後、2つの拠点を最大限活かし、卸売事業を強化するという。
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