流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





PLANT/中間貯蔵施設建設で、福島県双葉郡の「大熊店」を国に譲渡

2017年10月27日 18:22 / 経営

PLANTは10月27日、東日本大震災に伴い2011年3月11日から営業を休止している福島県双葉郡の「SUPER CENTER PLANT-4 大熊店」の資産を国に譲渡すると発表した。

環境省から、店舗が所在する地域に中間貯蔵施設が建設されることに伴い、建物、構築物などすべての資産を譲渡してほしいとの要請を受け、同省との間で建物売買等に関する契約書を締結するもの。

建物補償金、工作物補償金、借地権の権利消滅に伴う補償金、移転補償金などを合わせて、環境省から損失補償金として27億8600万円を受け取る予定だ。

そのほか、大熊町から大熊町中間貯蔵施設に関する地権者支援事業給付金として5600万円を受け取る予定だ。

2018年9月期第1四半期に、国からの損失補償金等27億8600万円、大熊町からの給付金5600万円、環境省との契約に伴い、同店舗の取り壊し義務がなくなるため、現在負債勘定に計上している資産除去債務1億6000万円の戻し入れと合わせて、特別利益30億300万円を計上する見込みだという。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧