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オンワード、ストライプ/戦略的連携開始、自社ECモールに相互出店

2018年07月03日 14:00 / 経営

オンワードホールディングスとストライプインターナショナルは7月3日、ファッション分野における次世代ビジネスモデルの共同開発を目指して、ブランドメーカー同士の戦略的パートナーシップをスタートすると発表した。

百貨店流通、F2層(35~49歳)顧客を主力とするオンワードと、ショッピングセンター流通、F1層(20~34歳)顧客を主力とするストライプは、両社がそれぞれ培ってきた強みのシナジー効果を発揮しながら、AIやIoTなど新しいテクノロジーの共同利用を推進することによって、オムニチャネル時代に適応した新しいビジネスモデルの開発を目指す。

<オンワード・クローゼット>
オンワード・クローゼット

第1弾の取り組みとして、ECモール相互出店とオンライン共同販促の推進など3つの施策に取り組む。

両社が運営するECモール「オンワード・クローゼット」、「ストライプデパートメント」に、双方の基幹ブランドを相互出店する。

具体的には、オンワードが「23区」「自由区」「組曲」を「ストライプデパートメント」に、ストライプが「earth music&ecology」「AMERICAN HOLIC」「koe」を「オンワード・クローゼット」に出店する。

出店時期は9月上旬を予定している。両社の顧客基盤や新しいテクノロジーを活用しながら、「オンライン共同販促」を展開する。

<ストライプデパートメント>
ストライプデパートメント

リアル店舗でもコラボレーションを推進する。百貨店やショッピングセンターなどにおけるリアル店舗の集客力や販売力の強化のために、両社のビジネス基盤を活用した「共同店舗開発」や「相互送客」などの取り組みを推進する。

また、オンワードの強みであるグローバルな企画生産プラットフォーム、ストライプの強みである商品企画力・マーケティング力の活用などを通じて、両社の商品力の強化に向けた「共同マーチャンダイジング」を推進する。

将来的には、必要に応じたジョイントベンチャーの構築も視野に入れ、両社の戦略的パートナーシップを強化する。

■オンワード・クローゼット
https://crosset.onward.co.jp/

■ストライプデパートメント
https://stripe-department.com/

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