ファミリーマート/ブランドカラーが「色彩のみからなる商標」に
2018年10月03日 15:50 / 経営
ファミリーマートは9月28日、ファミリーマート店舗のシンボルとして使用してきたブランドカラーが、小売又は卸売業務において行われる顧客に対する便益の提供など4分類(35,36,39,43類)において、「色彩のみからなる商標」として特許庁に登録されたと発表した。
ファミリーマートのブランドから―であるブルーとグリーンは、「楽しさ」や「新鮮さ」、「信頼」と「安心」を表しているという。
4分類において「色彩のみからなる商標」に登録されることは、小売業として初めてという。
色彩の組み合わせは、緑色(PANTONE361C)、白色(CMYK:C0,M0,Y0,k0)、青色(PANTONEProcessBlueC)で、配色は、上から順に、緑色が商標の33パーセント、白色58パーセント、青色9パーセントとなっている。
第35類小売又は卸売業務において行われる顧客に対する便益の提供他、第36類ガス料金、電気料金等の徴収の代行他、第39類宅配便の媒介又は取次ぎ他、第43類飲食物の提供で商標として認められた。
ファミリーマートは、日本発祥のコンビニエンスストアとして、1973年に1号店を出店し、現在、国内16,720店、海外7,176店、合計23,896店を展開している。
ブルーとグリーンを基調色にしたブランドカラーは、1992年から使用を開始しており、顕著な識別性があることから、このたび「色彩のみからなる商標」として登録を認めるとの判断を得た。
2017年9月には、コーポレートメッセージである「あなたと、コンビに、ファミリーマート」が、コンビニエンスストア業界として初めて、「音商標」として特許庁に登録されている。
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