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メルシャン/長野県上田市に新ワイナリー、高品質日本ワイン強化

2018年10月31日 14:10 / 経営

メルシャンは2019年秋、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」(長野県上田市)をオープンする。

<シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー>
シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー

同ワイナリーでは、「シャトー・メルシャン」のアイコンシリーズ「同 椀子オムニス」を始めとする「椀子ヴィンヤード」産ブドウを使ったワイン6種類や、「同 北信左岸シャルドネ リヴァリス」など「北信地区」産ブドウを使ったワイン4種類など、約10種類のワインの製造を、2019年秋より開始する。

約20haの「椀子ヴィンヤード」内に建設する。

<360度畑に囲まれたブティックワイナリー>
360度畑に囲まれたブティックワイナリー

360度畑に囲まれた、「ブドウ栽培からワイン造りまでを公開するブティックワイナリー」(ブティックワイナリーとは、セラードア(直販)機能を備え、中規模かつ品質志向を持つワイナリーのこと)。

<テラスからの眺望イメージ>
テラスからの眺望イメージ

ワイナリーには、醸造設備の他にテイスティングやワインを販売する設備を設け、通年で顧客を案内する。

<醸造設備見学エリアイメージ>
醸造設備見学エリアイメージ

「地域と共生するブティックワイナリー」として、産業・経済との共生、自然との共生、未来との共生をコンセプトに掲げた。

設備の特長は、重力に従って優しくブドウ果実やワインを移動させる「グラビティ・フロー」を意識した設計としている。

同社は、2003年に上田市丸子地区陣場台地に、「椀子ヴィンヤード」を開園。2018年で開園15周年を迎えた。

同畑のブドウから造るワインは、2010年の発売以来、国内外のワインコンクールで多数の受賞を重ね、「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード オムニス 2012」が「G7伊勢志摩サミット2016」で提供されるなど、日本を代表するワインとなっている。

2019年には、上田市として初となるワイナリーをオープンし、地域住民とともに、上田市のさらなる発展に取り組む。

■シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー
建設予定地:長野県上田市長瀬字一本木152番地 外17筆
醸造開始(予定):2019年秋建設内容ワイナリーおよびセラードア施設
敷地面積:8852.83m2
延床面積:1458.94m2(鉄骨造2階建)
初年度生産予定数量:約5000ケース ※720ml×12本換算
製造する主なワイン(予定)
「椀子ヴィンヤード」産ブドウから造るワイン
アイコン シリーズ
シャトー・メルシャン 椀子オムニス
テロワール シリーズ
シャトー・メルシャン 椀子メルロー
シャトー・メルシャン 椀子シラー
シャトー・メルシャン 椀子ソーヴィニヨン・ブラン
シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ
シャトー・メルシャン 椀子ロゼ

「北信地区」産ブドウから造るワイン
アイコン シリーズ
シャトー・メルシャン 北信左岸シャルドネ リヴァリス
シャトー・メルシャン 北信右岸シャルドネ リヴァリス
テロワール シリーズ
シャトー・メルシャン 北信シャルドネ
シャトー・メルシャン 北信シャルドネ アンウッデッド

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