飲食店/84.1%の企業がパート・アルバイト不足
2019年02月22日 14:10 / 経営
帝国データバンクは2月21日、1月の「人手不足に対する企業の動向調査」を発表した。
正社員が不足している企業は53.0%で1年前(2018年1月)から、1.9ポイント増加し、1月としては過去最高を更新した。
業種別では「放送」(76.9%)が最も高く、次いで「情報サービス」(74.8%)、「運輸・倉庫」(71.9%)が続き、3業種が7割を超えた。
以下、「建設」「飲食店」「家電・情報機器小売」など6業種が6割台となった。
また、「飲食店」は1年前の32位から5位まで上昇し、正社員の不足感は急速に強まっている。
非正社員では、企業の34.4%で人手が不足していた(1年前比0.3ポイント増)。
業種別では、「飲食店」の84.1%(同9.8ポイント増)が不足と感じており、依然として突出した高水準が続いている。
「飲食料品小売」「娯楽サービス」などの接客業が上位にあがった。規模別では、「大企業」「中小企業」「小規模企業」すべてで1年前を上回った。
人手不足の回答別に2019年度の企業の賃金改善見込みを分析したところ、「非常に不足」では67.5%の企業で賃金改善の予定が「ある」と見込んでおり、「不足」が67.6%、「やや不足」が59.6%で全体の55.5%をそれぞれ上回った。
さらに、「適正」が52.0%、「過剰計」が41.4%でそれぞれ全体を下回り、人手不足感が強いほど賃上げに積極的である結果となった。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 中部薬品/トーホーストア3店舗を4100万円で追加取得
- 03月19日
-
- 人事異動/日本マクドナルドのサラ・カサノバ会長が辞任
- 03月19日
-
- クスリのアオキ/京都、新潟に3/20新店舗オープン
- 03月19日
-
- ローソン/中国・山東省に初出店、17店舗同時オープン
- 03月19日