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凸版印刷/新会社「ワン・コンパス」設立、BtoC事業に本格参入

経営/2019年03月27日

凸版印刷は3月27日、BtoC領域のデジタルメディア事業に特化した新会社「ONE COMPATH(ワン・コンパス)」を設立し、ダイレクトコンシューマー領域事業に本格参入すると発表した。

ワン・コンパスは、グループ企業で利用者数1200万人の地図サービス「Mapion(マピオン)」を展開するマピオンと、凸版印刷が展開する利用者数1100万人の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を統合して開始する。

資本金は6億円で、マピオンにシュフー事業を承継し、社名を「ONE COMPATH」に変更する。

現在のマピオンとシュフーの合計売上高は約60億円で、ワン・コンパス設立により2021年度に売上高100億円を目指す。

ビックデータ活用やデータ連携等による、社会のデジタル変革が加速していることに対応した施策で、凸版印刷内にもパーソナルサービス本部を新設した。

<パーソナル事業本部の目標>
パーソナル事業本部の目標

グループのメディア事業の利用者は、シュフー1100万人、マピオン1200万人、電子書籍「BookLive」450万人、その他提携メディア750万人、合計3500万人となっている。

インターネット・チャネル・サービスを拡大することで、2020年に利用者数を5000万人に拡大する。

ワン・コンパスは、ダイレクトコンシューマー事業・資産の拡大に向け戦略的メディア事業の中心となる新会社となる。

新会社は、マピオンとシュフーは共に地域を大切にした事業を行ってきたことに着目し、生活圏のイノベーションを起こし続ける、プロフェッショナル集団「ワンマイル イノベーション カンパニー」を目指す。

「ワンマイル=生活行動圏のあらゆる地域情報を可視化」と捉え、1人1人のリアルな生活行動をワクワク・便利に・ホッとするものに変える情報やサービスを提供する。

めざすポジションは、地域のくらし情報No.1企業で、「買い物」「家事」「お出かけ」「スポーツ・健康」「趣味・サークル」「育児・教育」の6つの分野での情報やサービスの提供を予定している。

現時点で、店舗の商品取り扱い情報を活用し、生活者が買い物に行く際に、自分の欲しい商品を店舗で扱っているのかをお知らせする新サービスを検討している。

卸売業やメーカーのデータベースとアプリを連携することで、サービスの実現を目指す。

また、1100万人のシュフーユーザーを買い物のプロと捉え、シュフーユーザーを活用した買い物代行サービスも検討している。

サービスの提供に向けて、昨年、秋から外部企業と連携して都内で実験を開始している。

そのほか、マピオンが展開するプラットフォーム型ウォーキングアプリを活用したヘルスケアサービスなどを検討している。

<ワン・コンパスの早川社長>
ワン・コンパスの早川社長

凸版印刷でシュフー事業など担当し、ワン・コンパスの社長に就任する早川礼氏は、「現在のマピオンとシュフーの利用者数は2300万だが、新しいメディアも含め2021年度に3000万~3500万人に拡大したい。メインターゲットは30~40代の子育て世代だが、幅広い世代が利用できるオールターゲットのサービスを提供したい」と語った。

■ONE COMPATH
https://onecompath.com/

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