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中食市場/2018年は2%増の10兆2518億円、コンビニ・スーパー伸長

2019年05月14日 13:35 / 経営

日本惣菜協会は5月14日、中食・惣菜業界の国内市場をまとめた「2019年版惣菜白書」を発刊した。

<コンビニの総菜売場イメージ>
コンビニの総菜売場イメージ

今回の調査結果から算出した惣菜の2018年の市場規模は、前年比2.0%増の10兆2518億円となり、2009年より10年連続で拡大している。

<2016~2018年の中食・惣菜市場>
中食・惣菜市場
※出典:日本惣菜協会プレスリリース

今回の調査結果から算出した2018年の惣菜トータルマーケットは、10兆2518億4400万円(前年比2.0%増)となった。

業態別では、「CVS」が前年比2.4%増の3兆3074億1600万円、「専門店、他」が1.2%増の2兆9542億4600万円、「食料品スーパー」が2.4%増の2兆6824億1400万円で、この3業態合計で87.3%を占める。

その他の業態は、「総合スーパー」が2.9%の9481億3700万円、「百貨店」が1.3%減の3596億3100 万円であり、百貨店以外は前年を上回っている。

業態別構成比の動向では、「CVS」が0.2ポイント増で32.3%、「食料品スーパー」が0.1ポイント増で26.2%とわずかながらシェアを拡大させた。

シェアが低下したのは、0.2ポイント減で28.8%の「専門店、他」、0.1ポイント減で3.5%の「百貨店」となっている。「総合スーパー」は前年と同じく構成比は9.2%。

■日本惣菜協会
http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/

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