三越伊勢丹/海外旅行に特化したデジタルメディア「旅 MUSE」に出資
2019年05月20日 16:15 / 経営
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三越伊勢丹ホールディングスの100%子会社である三越伊勢丹イノベーションズは5月20日、旅行メディアサービスを提供するベンチャー企業であるバリーズに出資したと発表した。
バリーズは、「旅する女性(ヒト)をふやす」ことをミッションに、海外旅行に特化したデジタルメディア事業、「旅 MUSE(タビミューズ)」を運営するベンチャー企業。
旅行のPRに強みを持つインフルエンサーが、自身の実体験を綴る海外旅行記「旅 MUSE」が、ミレニアル世代の女性を中心とする旅好き読者から支持を得て事業を拡大している。
日本人旅行者を集客したい世界各国の政府観光局や大手旅行会社、航空会社、ホテルなどのクライアントからの広告出稿を伸ばしている。
また、高感度な旅好き女性が集まるネットワークを活用し、女子旅イベント事業、ツアー企画販売事業、トラベルプロデュース事業等の周辺事業を展開することで、女子旅プラットフォーマーとしての収益最大化を図っている。
三越伊勢丹グループは、「人と時代をつなぐ三越伊勢丹グループ」の確立に向けて、同社の強みを最大化させ、お客さまと、モノ・コト・情報をオンラインとオフラインでマッチングするつなぎ手としての新たな価値創造を目指している。
バリーズは、「豊かな旅行体験の提供」を目的とした商品・サービスの開発を強みとしており、その独自性の高いコンテンツが、情報発信力の強いミレニアル世代の女性から支持を受けて拡大していることから、事業の成長性が見込まれることや、協業面においてもシナジー効果が高いと考え、出資した。
今後、両社のコンテンツ及びバリーズの強みとする旅好きコミュニティによる企画開発力を活かして、相互送客・共同企画を検討していく。
■旅 MUSE
https://tabi-muse.com/
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