モスフードサービス/「特定技能」活用ベトナム人材育成
2019年11月12日 13:30 / 経営
モスフードサービスは10月から、在留資格「特定技能」を活用したベトナム人材の育成・採用プログラム「Viet Nam kazoku = ベトナム カゾク」を開始した。
5年後に特定技能ビザが終了してベトナムに帰国した後も、モスの仲間として、アジアで展開するモスバーガーでの就業することを視野に入れた施策。
プログラムでは、希望する学生が国立ダナン観光短期大学で、日本語、外食産業、MFC(モスフードビジネスカレッジ)を学習。ベトナムで外食向けの特定技能試験を受験する。
日本国内のモスバーガーやグループ店舗でフルタイムの正規雇用者として就業、最長5年の就業を経て帰国する。ベトナム帰国後もモスの仲間として、アジアで展開するモスバーガーでの就業を目指す。
プログラムに参加する学生は、ベトナム国立ダナン観光短期大学での教育を経て、ベトナムで実施される特定技能試験を受験する。これに合格した学生は、現地送り出し機関を通じて出国する。
日本国内では、モスバーガーのほか、紅茶専門店であるマザーリーフやパスタ専門店のミアクッチーナなどのグループ店舗に就業する。
2019年は、ベトナム国立ダナン観光短期大学での教育と在留資格「特定技能」取得で50名を目指す。2020年からモスバーガーやグループ店舗での就業を想定する。
2020年以降は、毎年100人のベトナム国立ダナン観光短期大学での教育と在留資格「特定技能」取得を予定する。
2020年夏頃に、就業者が初来日することを想定しており、2021年は150人、2022人は250人、2023年は350人がモスバーガーやグループ店舗で就業する見込みだ。
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