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ローソン/学童保育施設への「おにぎり無償配布」32万個に

2020年03月05日 16:15 / 経営

ローソンは3月5日、全国学童保育施設へのおにぎりの無償配布への要望が計画3万個の10倍の32万個を超えたと発表した。

ローソンは政府が発表した小中学校、高校などの臨時休校を受けて、全国の学童保育施設への昼食支援のため、おにぎりの無償配布の受付を3月3日から開始した。

受付開始から2日間で47都道府県の2586カ所の学童保育施設から要望があり、申込みおにぎりの総数は、32万8340個(子供16万4170人分)となった。3日間の配送カ所件数は、1施設で複数日の配送があるため延べ3955件となる。

計画を上回る申込み数となったが、ローソンでは、学童保育施設でない施設や受け付け時のメールアドレスや電話番号で確認が取れなかった場合を除き、全ての要望に対応したいと考えている。

第1回目の来週火曜日(3月10日)の受付は昨日17時に締め切りした。

47都道府県1824施設、おにぎり個数14万6586個となった。本部の全国の加盟店指導員と店舗開発担当者とエリアオフィス勤務者、大崎本社勤務者の約1200人が社有車とレンタカーで配送し、約600人が仕分け作業に当たる。

また、全国の加盟店から手伝いたいとの要望が多数寄せられた。一部地域では、加盟店と共に仕分けや配達作業を共同で行う。

第2回目と第3回目の配送の受付では、前週の水曜日17時を受付締め切りとしている。

現時点で3月17日は47都道府県1107施設9万4362個、24日は47都道府県967施設8万4188個の要望を受けている。

一方で、同社は「おにぎりの増産体制を整え、配達要員を配備するが、遠方で配達することができなかったり、製造能力や配達人員能力をオーバーした場合は、誠に申し訳ございませんが、お断りする場合もございますので、ご了解ください」と理解を求めている。

ローソンは、学童を利用する子どもの昼ごはんとして、おにぎりを食べてもらい、また、その保護者の負担が少しでも軽減できればと考えている。

申込み時には、「毎日のお弁当作りと仕事の両立にとても苦労していたので大変助かります」、「シーチキンマヨネーズ、おかか、鮭、昆布など、子供が喜ぶと思います」など多くの感謝の言葉を受けたという。

■「学童保育施設へのおにぎり無償配布」募集案内
「学童保育施設へのおにぎり無償配布」募集案内

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