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西友/赤羽「本部オフィス」従業員が新型コロナウイルス感染

2020年03月18日 15:05 / 経営

西友は3月18日、本部オフィス(東京都北区赤羽)に勤務している従業員1人が、新型コロナウイルスに感染していることが3月17日午後に判明したと発表した。

同従業員は3月8日に発熱、咳、倦怠感が生じ、その後医療機関を受診、自宅療養しながら在宅勤務をしていた。3月13日に症状が悪化し、他の医療機関を紹介されて受診、その日のうちに入院し、PCR検査を受け、PCR検査の結果が陽性と判定された。

同従業員は、顧客、取引先と接する業務には従事していない。また、同社はテレワークを推進しており、同当該従業員は3月8日発症後、自宅療養しながら在宅勤務をしており、最終出勤日である3月6日時点では、発熱していなかったという。

同社は東京都北区保健所と連携し、既に以下の感染拡大防止策を実施した。

3月14日(土)未明に、本部オフィス、および同従業員が会議で使用した近隣のオフィス(東京都北区赤羽西)において、専門業者による消毒を完了。

同従業員の行動履歴を把握しており、北区保健所と濃厚接触者の特定を行っている。

3月13日(金)PCR検査を受けた時点で、濃厚接触者となりうる従業員の自宅待機を指示し、その健康状態の経過観察を行っている。

上記の通り、本部オフィスおよび近隣オフィスの安全を確認しているため、3月16日以降、通常通り業務を実施している。

同社では従業員に、手洗い、うがい、咳エチケット、手指アルコール消毒の予防と、毎日の検温を指導。37.5℃以上の発熱がある場合は出社せず医療機関を受診するよう指示をしている。

発熱、咳が続くなど、症状がある場合は行政の指針に従い、「帰国者・接触者相談センター」への連絡、保健所などと相談し適切な行動をとっているという。

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