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ラビアンローゼ/新型ウイルス影響で倒産、負債グループ計34億円

2020年04月23日経営

帝国データバンクによると、ラビアンローゼと、関係会社のウインクルは、4月21日に静岡地裁浜松支部へ民事再生法の適用を申請した。

ラビアンローゼは、1981年創業、同年12月に法人改組したブライダル関連を主体とする貸衣裳業者。結婚式場紹介及びチャペル経営を目的にウインクルを設立するなど、「貸衣裳屋」から総合ブライダルプロデュースへの転換を図ってきた。

中京地区老舗貸衣裳企業であった大丸衣裳店総本店を買収しグループ企業に加え、グループはエルアールホールディングスを頂点とするホールディングカンパニー制に移行し、「LRグループ」を形成し、2008年6月期には年売上高約22億381万円を計上していた。

しかし、結婚適齢期の高齢化や晩婚化に伴って式を行わないケースや飲食店、専用パーティールームなどを利用して簡易な式を行うケースが散見されるほか、少子高齢化、人口減少によって結婚式場の利用は伸び悩んだ。

同業他社との競争激化もあって、2019年6月期の年売上高は約19億410万円にまで減少、収益は赤字となっていたという。

過年度における店舗開設費用などの積極的な先行投資により、借入水準は年商規模を超えるなど借入金を抱えていた。

さらに、国内において新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるイベントの自粛などにより貸衣装、婚礼行事のキャンセルが頻発したことで、今後の受注、資金調達の見通しが立たないことから、今回の措置となった。

ウインクルは、1987年7月にラビアンローゼの結婚式場部門を分社化する形で設立し、結婚式場を運営していた。結婚式及び二次会等のプロデュース、提携する結婚式場の紹介、引き出物等の販売、ハネムーンを主体とする旅行代理業なども手がけていたが、ラビアンローゼと同様の措置となっている。

負債は申請時点でラビアンローゼが債権者約168人に対し約24億9864万円、ウインクルが債権者約182人に対し約9億172万円、2社合計約34億36万円。

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