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デザート市場/自分用購入2位「ヨーグルト」3位「プリン」

2020年06月16日 12:00 / 経営

矢野経済研究所はこのほど、和菓子、洋菓子、デザート類に関する消費者アンケート調査(2019年11月)の結果を発表した。

同調査では2016年調査時と2019年調査時の結果を比較分析している。

<直近1年間における和菓子・洋菓子の購入経験>
直近1年間における和菓子・洋菓子の購入経験

直近1年間における和菓子・洋菓子の購入経験(各設問に対し単数回答)について、2019年の調査結果によると、自分・自宅用に和菓子全般を購入したことがある人は、全体の84.0%、洋菓子全般を購入したことがある人は、91.2%となった。和菓子と洋菓子を比較すると、洋菓子の方が約7ポイント高い結果となった。

自宅用デザートで、最も購入経験者が多いのはアイスクリーム

また、直近1年間におけるデザート類(アイスクリーム、ヨーグルト、プリン、フルーツゼリー、コーヒーゼリー、シャーベット、ジェラート)の自分・自宅用購入経験有(各設問に対し単数回答)の回答比率は、2016年調査時、2019年調査時ともにアイスクリームで最も高くなった。続いて、ヨーグルトが2位、プリンが3位となった。

<直近1年間におけるデザート類の購入経験(自分・自宅用)>
直近1年間におけるデザート類の購入経験(自分・自宅用)

2016年の調査結果と比較すると、和菓子全般・洋菓子全般ともに、回答比率の大幅な変動はみられないが、和菓子は2ポイント低下し、洋菓子は0.4ポイント上昇した。

2019年の調査結果では、ギフト用に和菓子全般を購入したことがある人は54.9%、洋菓子全般は62.4%であり、和菓子全般と比較すると、洋菓子全般の方が7.5ポイント高くなった。

2016年の調査結果と比較すると、こちらも大幅な比率変動は見られないものの、和菓子全般は1.7ポイント、洋菓子全般は1.4ポイント上昇した。

ヨーグルト3.6ポイントと低下幅が最も大きく

直近1年間におけるデザート類(アイスクリーム、ヨーグルト、プリン、フルーツゼリー、コーヒーゼリー、シャーベット、ジェラート)の自分・自宅用購入について、2019年調査時の回答比率を2016年調査時と比較すると、いずれの品目でも低下がみられる。

特に、ヨーグルトについては、3.6ポイント低下しており、全品目の中で低下の幅が最も大きかった。最も低下幅が小さかったのはアイスクリームで、ほぼ横ばいを維持した結果であった。

■調査要綱
調査期間:2019年11月
調査対象:関東(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)、関西(大阪府、京都府、兵庫県)に居住する20代から60代までの男女875人(男性440人、女性431人)
調査方法:インターネットアンケート調査

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