ファンケル×キリン/ペットボトルのキャップを化粧品容器にリサイクル
2020年11月04日 11:05 / 経営
ファンケルとキリンホールディングスは11月4日、ペットボトルのキャップを再生し、化粧品の容器に利用する取り組みを開始すると発表した。
ペットボトル入り清涼飲料の生産時に排出されるキャップを再生樹脂に加工した素材を、ファンケルのグループ会社であるアテニアの化粧品容器の一部に採用するもの。
クレンジングオイルのレフィル製品「スキンクリア クレンズ オイル<エコパック>」のポリエチレン製「スパウト部」に、ペットボトルのキャップに由来する再生樹脂を採用した。
これによりキリンビバレッジはペットボトルのキャップの約3~4割を再利用することができ、廃棄物による環境負荷を低減することが可能。アテニアにおいては、再生樹脂を採用することで、従来同製品に使用していた新規プラスチック量の約40%を削減することができるという。
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