PPIH/大原孝治前代表取締役逮捕でコメント発表
2020年12月04日 10:30 / 経営
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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は12月3日、同日に大原孝治前代表取締役が逮捕されたことを受けてコメントを発表した。
同社は「東京地方検察庁により、金融商品取引法違反の疑いがあるとして、前代表取締役が逮捕されたことは、極めて遺憾であり、関係各位にご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」とコメントした。
大原氏は、2019年9月25日付けで、同社の取締役を退任。同日には、グループの全役職も辞任し、グループを離れていた。
PPIHでは、その約2カ月後の2019年11月に、証券取引等監視委員会からの調査を受け、初めて事件の被疑事実について知ったという。それ以降は、当局による調査に対し全面的に協力してきたとしている。
一方で、「事件は大原氏個人に対する被疑事実であり、これまでの当局による調査の過程において、現在、在籍する全ての役職員(現代表取締役社長である吉田直樹、元代表取締役社長である安田隆夫を含む)、元役職員の事件への関与は一切認められていない」ともコメントした。
PPIHでは、今後の捜査の進展を見守るとともに、被疑事実が明らかになった時点で厳正に対処し、開示すべき事実が判明した場合は、速やかに公表するという。
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