キリンビール/五感でビールづくりをリアルに体感できる横浜工場広報施設
2016年09月28日 12:05 / 経営
キリンビールは10月1日、横浜工場広報施設を五感でビールづくりをリアルに体感できる新施設にリニューアルオープンする。
現在の生麦に移転して90周年となる今年、最新の映像設備を導入するなど、見て、触れて、味わいながら、同施設を楽しめる。
今回のリニューアルでは、工場見学ツアーとして好評の「一番搾りうまさの秘密体感ツアー」において、横浜工場とキリンのイノベーションの歴史を迫力ある映像で伝えるシアターを新設。
また、仕込工程の見学では実際の仕込釜とプロジェクションマッピングなどによる最新映像の組み合わせで、釜の中の様子を分かりやすく説明する。
発酵工程ではタンク内部を表現したミクロの世界に入り込み、酵母の神秘的な働きを知ることができるほか、缶の製造ラインでは自らが現場に潜入したかのような臨場感ある映像による疑似体験ができるなど、体験型コンテンツ主体のツアーに生まれ変わるという。
工場見学後の試飲コーナーも、よりくつろいげる空間にリニューアル。
工場見学以外でも、同じ敷地に研究所がある横浜工場ならではの施設として、ビール醸造や包装・容器の研究員体験ができる「ノミモノ・ラボ」をオープンするほか、「ビールづくり体験教室」を移設・拡充し、快適な空間で自分たちだけのビールづくりを体験できる
8月23日には、同工場敷地内にキリン桟橋が完成し、海からのアクセスも可能となった。
キリンビール横浜工場は、これからも工場見学施設だけでなく、「ノミモノ・ラボ」、レストラン、散策路、ビオトープなど、横浜工場敷地全体で新たな体験型情報発信の拠点を目指す。
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