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ネスレ日本/抹茶製品、キットカット強化で成長目指す

ネスレ日本は9月5日、2017年下半期戦略発表会を開いた。

<高岡浩三社長>

ネスレグループは上半期アジア・オセアニアサハラ以南アフリカでは、オーガニックグロース(売上の対前年同期伸び率。為替変動、買収売却などの変動を除く)が4.8%増、売上高79億スイスフラン(約8919億円)と伸び悩む先進国に比べ、好調だった。

特に、ネスレ日本はオーガニックグロース2.2%増、営業利益額対前年比7.4%増と業績を伸ばしている。コーヒーマシンの普及、キットカットのプレミアム戦略・インバウンド需要の取り込み、Eコマースの成長が業績をけん引している。

下半期は、「メイドインジャパン」のキットカットをアジア諸国に拡大する。ネスレグループは、各国ごとの商品戦略をとっているが、キットカットの日本旅行でのお土産需要やEコマースでの販売増に着目し、ネスレ日本が主体となって海外に初の店舗を展開。10月26日には、韓国・ソウルに「キットカット フラッグシップ」ストアをオープンする。

<抹茶関連商品のラインナップを拡大>

また、健康志向の流れを受け、売れ行きが好調な抹茶関連商品のラインナップを拡大する。9月25日、「キットカット」の抹茶シリーズ製品を一新し、「キットカット ミニ オトナの甘さ 抹茶 13枚」、「キットカット ミニ オトナの甘さ 濃い抹茶 12枚」(ともに希望小売価格税抜500円)、 「キットカット ミニ 抹茶 まるごと茶葉 13枚」、「キットカット 毎日の贅沢 抹茶 ダブルベリー&アーモンド 105g」 (ともに希望小売価格税抜600円)を発売する。

「まるごと茶葉」は、茶葉を直接生地に練りこむことで、抹茶シリーズ3品中、最高量の茶カテキンが含まれている。「毎日の贅沢 抹茶 ダブルベリー&アーモンド」は、ウエハースの間に宇治抹茶パウダーとラズベリーパウダーを練りこみ、宇治抹茶ペーストを練りこんだ生地にはアーモンドとドライクランベリーをトッピングした。

さらに3月1日に開始した、個々人の健康状態に合わせた「抹茶」をする定期購入サービス「ネスレ ウェルネス アンバサダー」は、好評のため、新規広告などを取りやめていたが、今秋からさらに需要拡大に応え、強化する。開始1か月で会員が1万人を超え、現在約1万5000人まで増加している。今秋からは、外出先でも手軽に栄養を補えるよう「ウェルネスキットカット」も販売する。

高岡浩三社長は、「2016年9月に発売したドルチェグストの抹茶、抹茶とビタミンなど組み合わせ、栄養を補えるウェルネス アンバサダーといった取り組みが功を奏し、本格抹茶の市場の成長をネスレがけん引。2012年を100とすると2017年は2.5倍になる予想だ。当社の本格抹茶市場のシェアも60%、キットカット用の抹茶も合わせると70%までシェアを拡大している」と説明。

「抹茶は、茶葉そのものを粉にするため、通常のお茶より、ポリフェノール、カテキンなど栄養素を多く含む。ウェルネス アンバサダーでは、抹茶に加え、HP上での診断により足りない栄養素を補い、おいしく健康的に摂取できる。ドリンク類、キットカットで継続的に抹茶製品をとってもらい、消費者に健康を届ける。ブルーオーシャンの抹茶市場でシェアを拡大し、さらなる成長を目指す」と話している。

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