資生堂/パーソナルケア事業、譲渡を検討

2021年01月22日 14:00 / 経営

資生堂は1月22日、パーソナルケア事業を売却すると一部メディアが報道したことを受けてコメントを発表した。

同社では、報道の内容について、公表したものではないとした上で、アジアを中心に展開するパーソナルケア事業について、21年上半期をめどに、CVC Asia Pacific Limitedに譲渡し、事業を運営する新会社の株主として参画することを検討しているが、現時点で決定した事実はないと説明している。

パーソナルケア事業は、ドラッグストアや量販店などの市場を中心として低価格帯のヘアケア、スキンケア、ボディケア分野などで有力なブランドを持ち、日本をはじめ中国、アジア地域に展開し、顧客からの支持されているという。

一方で、同事業は市場の競争が激しく、事業の拡大と今後の成長には、商品開発や広告宣伝などへの重点的な投資が不可欠とみており、それを可能にする新しい事業モデルを構築すべく、事業売却を含めた様々な案を検討しているという。

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