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ワタミ/高崎労基署から時間外労働に関する是正勧告

2021年03月16日 10:00 / 経営

ワタミは3月15日、同日付で高崎労働基準監督署から時間外労働に関する是正勧告を受けたと発表した。

同社は、2020年9月15日付で高崎労働基準監督署から宅食事業において、社員1人(以下:当該社員)の割増賃金の未払いに関する是正勧告を受けており、これまでに労働実態及び残業実態など(過去2年間)の記録を提出した。

今回、2020年3月の当該社員の残業時間75時間29分が、36協定の75時間を29分超過していることから改善するよう是正勧告書を受領した。労働時間については、現在も団体交渉を継続しているという。

再発防止策として、勤怠システム・運用の改修、労務管理に関する再教育を実施している。

2020年10月下旬、業務用スマートフォンによる打刻システム導入、打刻者本人による修正ができないシステムに改修した。

当月分の勤怠記録を本人及び上司が確認するとともに、内部監査室がこれを監査する運用を開始した。

また、全国の従業員向けにオンライン、オフライン研修会を2回行い、労働時間に関する問い合わせ窓口も設置したとしている。

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