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サンマルクHD/国内事業会社再編でサンマルクなど3社を吸収合併

2022年04月20日 12:20 / 経営

サンマルクホールディングスは4月18日、完全子会社であるサンマルク、バケット、函館市場を吸収合併すると発表した。

グループは、2006年に持株会社制へ移行し、多業態による外食チェーンを展開している。持株会社である自社は外食事業に共通する管理、店舗開発、業態開発、商品開発、教育等の機能を担うことで事業管理の効率化を図り、事業の執行については、各業態ごとに事業子会社に委譲することで責任や権限を明確にし、顧客満足の向上を追求すべく経営に取り組んできた。

現在、サンマルク、バケット、函館市場の第17期が進行しているが、ベーカリーレストラン業態と寿司業態として収益化が難しくなってきており、ビジネスモデルの再構築の必要性を検討した結果、3社を自社に吸収合併し、自社が保有する事業開発部と併せ、レストラン事業部として、レストラン業態の実験、可能性を追求することとした。なお、吸収合併後の国内事業連結子会社は4社となる。

2021年3月期のサンマルクの売上高は29億5800万円、営業損失4億6400万円、経常損失4億5200万円、当期損失11億5000万円。バゲットの売上高は51億3300万円、営業損失9億7000万円、経常損失9億5500万円、当期損失10億9100万円。函館市場の売上高は6億2300万円、営業損失5300万円、経常損失4400万円、当期損失3億8800万円だった。

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