円安関連倒産/5月は2カ月ぶりに発生なし
2022年06月02日 13:30 / 経営
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東京商工リサーチが6月1日発表した「為替」関連倒産(2022年5月速報値)によると、5月の「円安」関連倒産は、2カ月ぶりに発生がなかった。
4月28日の為替相場は、約20年ぶりに1ドル=131円24銭に急落した。5月31日は127円75銭まで戻したが、6月1日は再び129円22銭に下落するなど円安相場が続いている。
同社は、「電気、ガスなど公共料金が上昇するなか、身近な商材やサービスの値上げは消費者心理を冷やしかねない。130円前後の円安推移が長引くと、時間の経過とともに中小企業の採算を悪化させ、資金繰りの逼迫(ひっぱく)で倒産件数を押し上げることが懸念される」としている。
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