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マツキヨココカラ&カンパニー/SBIインベストメントと共同でファンド設立

2023年01月18日 15:51 / 経営

マツキヨココカラ&カンパニーとSBIホールディングスの100%子会社であるSBIインベストメントは1月16日、国内外の有望なベンチャー企業を投資対象とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「MC&C 投資事業有限責任組合」(通称「MC&C Fund」)を2023年4月に共同で設立すると発表した。

<ファンド概要>

ファンド名 MC&C 投資事業有限責任組合
通称 MC&C Fund
設立日 2023年4月1
ファンド規模 50億円
運用期間 10年間
投資領域 マツキヨココカラ&カンパニー及びグループ会社との事業シナジーや新規事業開発が見込まれる、国内外の有望なスタートアップ企業
運営会社 SBIインベストメント

「未来の常識を創り出し、人々の生活を変えていく」をグループ理念に掲げ、全国に3300店舗超のドラッグストア・調剤薬局を展開するマツキヨココカラ&カンパニーは、美と健康という分野を軸に新しい技術やアイディアを積極的に取り入れ、さまざまな取組みを実施してきたが、消費動向や事業環境は、これまでよりも早い速度で変化している。

今後は「新たな価値」を提供していく必要があるため、革新的なベンチャー企業との取組みを推進し、持続可能な社会発展に貢献するための事業開発を早期に実現するため同ファンドを設立する。SBIインベストメントが持つ豊富なスタートアップ投資の知見やネットワークを活用し、マツキヨココカラ&カンパニーのDXや持続可能な経営の実践に資する革新的な技術や中長期での新事業に資する領域に強みを持つ国内外の有望なベンチャー企業に対して、今後10年間で50億円の投資を行う予定だ。

運営を担うSBIインベストメントは、SBIグループの投資事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野など次世代の成長分野のベンチャー企業に投資している。

昨今はオープンイノベーションを通じて社会課題を解決する手段の1つとして、事業会社による事業シナジーを期待できるスタートアップ企業への投資が積極的に行なわれており、SBIインベストメントが運営するCVCファンドの2023年1月時点における累積出資約束金額は、国内最大級の1230億円超えとなっている。SBIインベストメントはこれまでに培ったネットワークや企業育成の知見を活かし、事業会社の投資先企業との事業提携や資本提携を支援するとともに、今後も日本経済の活性化に貢献していく。

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