OPAは4月21日、シナジーメディアが手掛ける「グリーンアップサイクル」プロジェクトの協力のもと、地域から回収した衣服を自社内で活用する取り組みを発表した。
「グリーンアップサイクル」プロジェクトとは、「燃やさないという選択で、新たな価値を」テーマに、今まで「燃やす」か「埋める」しかなかった衣料廃棄物を、独自設計の製造技術を使って新たな素材をさまざまなカタチにして価値あるモノとして再活用するシナジーメディアの独自プロジェクト。
今回の取り組みは、顧客、パートナー企業と共に、廃棄物の削減に取り組むとともに再利用の仕組みを構築し、資源として活用できるように資源循環する社会を目指し、昨年9月に開催した「SDGsWEEK 衣料回収プロジェクト」において回収した衣服を再活用した。
<社員用のネームホルダー>

回収した衣料は、社員用のネームホルダーに再生した。社員用のネームホルダーは、社員約150名が使用する。また、新百合丘オーパで4月21日~23日に開催する「サステナブルファッションフェス」のノベルティとしても活用。回収した衣料品から、コースターを作成。新百合ヶ丘オーパのアプリ画面の呈示し税込1500円以上のレシートを提出した、各日先着で50名へ進呈する。さらに、会場内の内装・装飾にも再生繊維素材を使用する。
同社は、これまでも「衣料品回収プロジェクト」で回収した衣服から、洋服の物々交換イベントや、衣服を染め直して展示・販売などを実施してきた。OPAは「ファッション」に携わる企業として、お客とともにファッション業界が直面する社会課題への意識を高める取り組みを推進。今後も、新しい発想と幅広いつながりの中で生まれる「共感」を通じて、お客と共に“ポジティブにファッションを楽しむ環境”を提供するという。
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