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フレッシュネスバーガー/フラワーロス削減で全店に「花の一輪挿し」導入

2023年06月09日 10:15 / 経営

コロワイドグループのフレッシュネスは6月9日、ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」にて、規格外として廃棄されてしまう「フラワーロス」を救済し、社会課題の解決に貢献するため、全店にてテーブルに飾る花の一輪挿しを導入した。

<花の一輪挿し>
花の一輪挿し

フラワーロスとは、大切に育てた花が、様々な理由で誰の手にも届かず捨てられてしまう社会課題。市場や生産現場の独自の規格基準があり、それに満たない花は規格外として廃棄される。その数は、花の生産本数の約20%となる。生産者も、個性豊かで楽しめる花たちとわかっていても、生かすことに時間とコストをかけることは難しい。そのため、肥料にしたり、道の駅で販売したり工夫はしても、まだまだ救いきれていないという。

フレッシュネスバーガーでは、「大人がくつろげるバーガーカフェ」と、空間作りのコンセプトを大切にしている。2022年1月から、一部の店舗にて花の一輪挿しを飾っており、SNSでも多くの反響があった。

今回、ジャパン・フラワー・コーポレーションの活動に賛同し、綺麗に咲いているのにも関わらず、丈が短い・茎が曲がっているなどの理由で規格外として廃棄されてしまう「フラワーロス」の花を仕入れ、全店にて一輪挿しを導入する。

気持ちのやすらぎと笑顔を提供するだけではなく、個性豊かで楽しめる花を一輪でも救い、少しでも社会課題の解決につなげるため、1カ月約8000本の廃棄を防ぐサポートをする。花の種類はガーベラが主となるが、時期により季節の花も一部の店舗では楽しめるという。

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