イトーヨーカドー津久野店/専用容器で家庭の廃油を回収
2023年11月06日 15:13 / 経営
イトーヨーカ堂は11月4日、専用リターナブルボトル(回収容器)を使用した食用油の回収の取り組みを関西地域で初めて「イトーヨーカドー津久野店」にて開始した。
専用リターナブルボトルは、店舗のサービスカウンターにて無料で提供。顧客が持ち込んだ食用油は、サービスカウンターまたは専用回収器で回収する。
家庭系廃食用油は日本全体で年間約10万トン発生しており、ほとんどが再利用されず可燃ごみとして廃棄されている。一方で、廃食用油はバイオ燃料やインク溶剤に原料として活用できる。
そこで、イトーヨーカドーは回収された家庭系廃食用油を植田油脂(回収・リサイクル処理)、ENEOS(専用リターナブルボトルの提供)と連携し、せっけん・インク溶剤などの製造に活用することで、再利用していく。
また、「大阪・関西万博」の会場建設において建設機器、ディーゼル車両の軽油の代替としての活用も検討しているという。
なお、回収された家庭系廃食用油の一部は、将来的には回収された廃食用油を持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下:SAF)の原料として活用することを目指している。
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