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豊田通商/コートジボワールに2万m2のショッピングセンター

2016年01月06日 18:00 / トピックス店舗海外

豊田通商が出資するグループ会社CFAOS.A.(CFAO)は、コートジボワールのアビジャンにショッピングセンター「PlaYce Marcory」をオープンした。

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CFAOが設計・運営を手掛けるショッピングセンターで、Alassane Ouattara(アラサン・ウワタラ)大統領がテープカットを行った。

PlaYce Marcoryは、総面積2万m2で、3200m2の売場面積を持つハイパーマーケットのカルフールのほか、55店が出店するショッピングモールエリア、400席以上の収容力を備えたフードコートという3エリアで構成する。

フードコートでは、西アフリカ初出店のバーガーキングなど、4店がサービスを提供する。

世界的な小売業のなかでも最も厳しい基準を満たした近代的な環境を提供する。PlaYce Marcoryでは100種類以上の職種があり、550人の直接雇用を創出した。

CFAOは2013年5月に、世界第2位の小売事業会社であるカルフールと合弁会社を設立し、今回、ハイパーマーケットをオープンさせた。

CFAO取締役社長のRichard Bielle氏は、「アビジャンにできたこのPlaYceショッピングセンターは、カルフールの西アフリカにおける第一号店であり、Club of Brandsの第一号店でもある。この出店を皮切りに、当社のアフリカの流通チャネルに関する知見をClub of Brandsに共有する。今回の式典は、2013年に発表したカルフールプロジェクトの実現を祝うもの。当社がカルフールやパートナーブランドと共に今後推進していくアフリカ8か国への出店計画の第一歩になる」とコメントした。

現在、ガーナ、ガボン、カメルーン、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、セネガル、ナイジェリアへの出店を計画している。

Club of Brands は、アフリカに進出したいと考えているグローバルブランドやメーカーとCFAOがフランチャイズ契約、販売流通契約、代理店契約等を結び、流通販売業務を代行し行う取り組み。

今後、PlaYceを展開するアフリカ8か国に出店する予定。これら8か国に関する流通チャネルの知識や経験を参加ブランド内で共有する。現在、15のグローバルブランドが加盟しており、今後20ブランド前後まで展開する予定だ。

PlaYce Marcoryは、CFAOがアフリカ8か国に出店を計画している数十か所のショッピングセンターの第一号店。コートジボワールでは、2025年までに6~8店のPlaYceショッピングセンター建設を計画している。

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