三越銀座店、松屋銀座、プランタン銀座、銀座和光は3月16日~29日、「第10回GINZA FASHION WEEK」を開催する。
GINZA FASHION WEEKは2011年の東日本大震災を機に、日本のモノづくりに着目し、商業を通じて日本を元気にすることを目的に開始した企画で、毎年、春と秋に開催している。
10回目のテーマは「JAPAN」で、各店舗でファッション、イベントなど、多数の企画を紹介。4店合同企画として、ピンクドレスコードキャンペーン開催。桜にちなんで、ピンク色の服や小物を身に着けて来店すると、各日先着300人に粗品を進呈する。
初日は、開店前のプランタン銀座正面口で、オープニングセレモニーを開催した。
オープニングセレモニーでは、各店のテーマい合わせたファッションスタイリング提案を実施。第10回目の節目に際し、3月に五代目中村雀右衛門を襲名する歌舞伎役者の中村芝雀さんが参加し、鏡開きと振る舞い酒を行った。
今回は、各店でハースト婦人画報社が発行する婦人向け雑誌4誌とコラボレーションをし、スタイリングを提案。婦人画報、25ans、エル・ジャポン、ハーパーズ バザーの4誌の編集長も登壇した。
三越のテーマは「Sakura 咲く」で、こころ華やぐ季節にSkuraを感じるファッション、ライフスタイルを全館で提案する。
松屋銀座のテーマは「ニホンノココロ」で、婦人フロアは「Flower~日本の春~」、紳士フロア「JAPAN MADE」、リビングフロア「北陸の手仕事」、食品フロア「桜スイーツ」を訴求する。
そのほか、灘五郷酒造組合とコラボレーションし、日本酒の飲み比べ体験などを実施する。
プランタン銀座のテーマは「Sakura」で、桜をイメージするようなピンク色のアイテムを多数展開。スイーツでは桜味や桜いろのスイーツがそろう「さくらスイーツフェア」を開催する。
銀座和光は、「咲く Wako Style」がテーマ。桜の花モチーフ、桜色のファッションアイテム、桜を愛でるシーンや彩る器やスイーツなどを提案する。
現在は、銀座地区にある百貨店の合同企画として実施しているが、今後は銀座の街の企画として運営する方針だ。
すでに銀座通連合会が、銀座の街の企画として、AUTUMN GINZAなどのイベントを実施しているため、銀座の街のイベントに参加する形で、GINZA FASHION WEEKを開催することも検討している。
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