大塚家具は、東京・紀尾井町に開業した都市型高級ホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」の全客室250室とレストラン、バー、スパなどパブリックスペースに使用する置き家具の製作、壁面装飾、小物、アクセサリーのデザイン監修と調達を行い、納入した。
「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」は、オフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と、賃貸住宅である「住宅棟」の2棟を集約した複合型施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」のうち「ホテル・オフィス棟」の上層7フロア(30~36階)を占めている。
高層階ならではの素晴らしい眺望を芸術の域にまで高めたギャラリーの名を冠するに相応しい空間に、機能性と快適性を追求した250の客室、日本文化の魅力を堪能できる和食のメインダイニング、イタリアンテイストの洋食を提供するオールデイダイニングのほか、特徴の異なる2つのバー、ラウンジ、スパ&フィットネスなどが設けられている。
インテリアデザインはホスピタリティー、商業、文化、エンターテインメント産業において、革新的で際立った環境作りを得意とするデザイン会社ロックウェル・グループ・ヨーロッパが日本のホテルとしては初めて手掛けた。
<レストラン ALL-DAY Dining OASIS GARDEN>
大塚家具は、国内外約450社の取引工場から各アイテムごとにロックウェル・グループ・ヨーロッパのデザインコンセプトを具現化できる技術力と価格競争力を持った工場を選定して製作、調達した。
昨年2015年2月に発表した3か年の中期経営計画(2015~2017年)において、ホテルや旅館を中心としたBtoB事業を強化しており、2016年6月にはその関西エリアの営業窓口となる「大阪コントラクト営業部」を大阪南港ショールーム(大阪市住之江区)内に新設し、事業拡大を図っている。
今後も、BtoB事業の強化に取り組み、さまざまな環境創造に携わっていく計画だ。
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