これまで郊外ロードサイドを中心に店舗を全国展開し、TVCMも放映しているため、ニトリを知っている人は増えている。
ただ、交通アクセスの良い立地の店舗が少なかったこともあり、実際にニトリを利用したことがないお客も多い。
山手線沿線のターミナル駅や主要駅に出店することで、ニトリを利用する機会を増やし、新たな顧客を開拓したいという。
渋谷東急東横店は、ニトリデコホームで最小規模の店舗で、売場面積は431m2。
取扱い商品は、ダイニング用品、キッチン用品、バス・トイレ用品、洗濯用品、季節用品、クッション、座イス、ラグ・マット、収納・簡易家具、カーテン・レース、寝具・寝装品、照明器具、インテリア小物など約2400点を販売する。
ニトリの平均店舗面積は約1500坪で1万~1万2000点の商品を展開する。デコホームでは、持ち帰ることができる日用品を中心に展開し、商品を絞り込んだ。
気軽に立ち寄り、買い物が楽しめる店舗を目指し、目的買いの要素が強いカーテン・ラグといった部門の商品も少なくした。
一方で、食器、鍋、フライパンなどのキッチン用品やアロマディフューザーなど雑貨を豊富に展開し、ターミナル駅を利用するお客が買いやすい品ぞろえとした。
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