ニトリ/渋谷の東急東横店にデコホーム

2016年09月29日 22:53 / トピックス商品店舗店舗レポート

<東横店7階のレイアウト>
東横店7階のレイアウト

東急百貨店東横店は、渋谷駅の再開発に伴い施設の建替えを計画している。2013年に東館の営業を終了し、取扱い商品の絞り込みを実施。子ども服を取りやめたほか、生活雑貨の取扱いも縮小していた。

東急百貨店は、「顧客アンケートで、生活雑貨の品ぞろえの充実を求める声があり、家庭用品を中心に展開するデコホームは顧客のニーズにあうと判断した」という。

デコホームは7階に展開しているが、8階には東急百貨店の家庭用品フロアもあるため、両フロアの買い回りも想定する。

ニトリがあることで、東急百貨店を利用したことがない新たなお客の来店も期待できるという。

<照明コーナー>
照明コーナー

デコホームは、2011年2月にニトリの既存店「ララガーデン川口店」(埼玉)、「クロスガーデン多摩店」(東京)、「フルルガーデン八千代SC店」(千葉)を同時にリニューアルする形でスタートした。

現在、関東に25店、東海に6店、関西に12店、中国に4店、九州に1店、合計48店を展開する。

<時計コーナー>
時計コーナー

郊外型店舗のイメージが強いニトリだが、公式ホームページの店舗検索では、「駅から徒歩5分以内」の検索条件があり、現在、全国で64店を展開している。

駅から徒歩5分以内の店舗のうち24店がデコホームとなっている。今後は、渋谷東急東横店よりも小さい店舗面積でも出店を検討する。

山手線沿線に限らず、今後、人の往来が多く交通の便が良い立地への出店を継続する方針で、出店する物件の条件にあわせて、「ニトリ」と「デコホーム」のフォーマットを使い分けていく計画だ。

<洗濯竿も販売>
洗濯竿も販売

第2期30年計画では、2022年に店舗数1000店、売上高1兆円、2032年に店舗数3000店、売上高3兆円を目標としている。

2017年はグローバルチェーン展開の本格的なスタート、2022年は世界でドミナントエリアを拡大し、くらしの変革をする年、2032年は世界の人々に豊かな暮らしを提案する企業となる年と位置付けている。

<ランドセルも展開>
ランドセルも展開

店舗概要
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-1
営業時間:10時~21時
売場面積:431m2
アイテム数:約2400点

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