成田国際空港/3月期のリテール事業15.6%増の911億7200万円
2018年05月21日 11:00 / 決算
成田国際空港が発表した2018年3月期決算によると、リテール事業の売上高は911億7200万円(15.6%増)、営業利益255億2600万円(14.1%増)となった。
リテール事業では、国際線外国人旅客数の増加や、前年下期に開業した第2旅客ターミナルビルの免税店・ブランドモール「ナリタ5番街」と、第1旅客ターミナルビルにおいて日本食の専門店を6店舗集めた「NARITA Dining Terrace」の通年化が寄与した。
国内空港初となる到着時免税店の国際線到着エリアでの開業や第1旅客ターミナルビル出国手続き後エリアの新規店舗の開業、中国系のお客を中心とした訪日外国人向け販売促進施策の効果などがあった。
子会社が運営する直営店舗の物販・飲食収入は704億7000万円(18.0%増)、一般テナントからの構内営業料収入は113億6800万円(9.7%増)となりました。
営業利益は、売上増に伴う商品仕入原価の増加や「成田空港マーケティングインセンティブ(旅客制度)」に伴う販売促進費の計上などにより営業費用の増加があったもの増収増益となった。
来期のリテール事業の売上高は12.0%増の1021億円の見込み。
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