三越伊勢丹HD/クールジャパン機構との共同出資会社を完全子会社化
2018年06月08日 16:00 / 海外
三越伊勢丹ホールディングスは6月8日、子会社ISETAN OF JAPAN SDN.BHD.(以下:IOJ)が、海外需要開拓支援機構(以下:クールジャパン機構)が保有するICJ Department Store SDN.BHD. (以下:ICJ)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
ICJは、マレーシア事業を展開する三越伊勢丹グループの現地法人IOJと、クールジャパン機構の共同
出資によって2014年10月に設立された。
「日本の優れたモノ・サービス」を発信・提供することを目的に、2016年10月よりマレーシアのクアラルンプールにおいて「Isetan The Japan Store Kuala Lumpur」を運営してきた。
今回、市場のニーズにより柔軟かつ機動的に対応していくため、両社の協議のうえ、クールジャパン機構の保有する全株式を取得し、ICJを完全子会社化する。
2018年6月末までに完全子会社化を予定している。
両社は、「Isetan The Japan Store Kuala Lumpurの2017年度の実績を踏まえ、経営の見直しに着手し、完全子会社化することで合意に至った。今後、クアラルンプールにある三越伊勢丹HDの3店舗と一体運営し、市場のニーズに対応していく」(三越伊勢丹HD広報ディビジョン)としている。
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