ローソン竹増社長/セブンの揚げ物セール歓迎、コンビニ惣菜の認知拡大
2018年06月08日 16:10 / 販促
ローソンの竹増貞信社長は6月8日、セブン-イレブンが6月から揚げ物を対象にしたセールを開始したことについて、「セブンさんが、揚げ物を対象にセールをすると聞いた時に、これはいいことだと思った。当社は、夕夜間の強化を打ち出しており、惣菜を売り込んでいる。セブンさんもセールをすることで、コンビニ業界全体で惣菜が盛り上がることは歓迎したい」と述べた。
<竹増社長>
(6月8日に都内で行われたカゴメとの共同記者会見にて)
セブン-イレブンは6月1日~16日、金土限定で、一度に同じ揚げ物・フランクを2個買うと、2個目が半額となるセールを実施している。
セブン-イレブンが揚げ物で2個目が半額となるセールを実施するのははじめて。
ローソンは3月9日から、毎週金曜日の16時~21時59分に、対象となる揚げ物、焼き鳥を20%引きで販売するタイムセールを実施していた。
6月からは、セールの曜日を月~金の5日間に拡大。
平日の16時~21時59分に、コロッケ・メンチを2個購入すると20円引き、でか焼き鳥各種を2個購入すると20円引きとなるタイムセールを実施している。
<6月からは平日にタイムセールを実施>
出典:ローソンホームページ
竹増社長は、「セールの手ごたえは十分で、これまで金曜日に大きな売上の山ができた。これまでのセールが好調だったため6月からは、セールの曜日を平日に拡大した。夕食のもう一品や、お弁当のおかずに、ローソンの惣菜を使う人もいる」という。
また、「当社だけでなく、コンビニ各社が切磋琢磨して話題を作ることが大切だ。コーヒーもみんなで盛り上げていった。コンビニの惣菜も認知度を高め、その上で、惣菜はローソンがおいしいねといわれる商品開発をしたい」と語った。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。