コンビニの人気おにぎり/トレンドは健康志向、男性受け「がっつり系」も
2018年06月15日 15:30 / 商品
おにぎり協会は6月15日、コンビニエンスストアにおけるおにぎりの人気トレンドについて、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン(50音順)の協力を得て行った調査を発表した。
セブン‐イレブンは、健康に配慮し、もち麦を使用したおにぎりのラインナップ強化とこだわりのお米を使用した「厳選米」シリーズの品ぞろえに注力。
ファミリーマートは、健康に配慮したおにぎりの販売を強化するとともに男性受けする濃いめの味付けをしたがっつり系の商品を展開した。
ローソンは、2017年に品ぞろえを全面リニューアル。
「新潟コシヒカリおにぎり 焼さけハラミ」を中心としたプレミアムライン「ローソンおにぎり屋 新潟コシヒカリおにぎりシリーズ」の販売が伸長した。
ミニストップは、健康に配慮したおにぎりに関して雑穀のブレンドを見直し、食感を楽しめる豆類も入れるなどして差別化を狙う。
通年商品ベスト3として、セブン-イレブンは(1位)「具たっぷり 手巻ツナマヨネーズ」、(2位)「手巻おにぎり 熟成仕立て紅しゃけ」、(3位)「手巻おにぎり 熟成仕立て紀州南高梅」。
ファミリーマートは(1位)「直巻 焼しゃけ」、(2位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(3位)「直巻 和風ツナマヨネーズ」。
ローソンは(1位)「手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ」、(2位)「手巻おにぎり あらほぐし焼さけ」、(3位)「新潟コシヒカリおにぎり 焼さけハラミ」。
ミニストップは(1位)「手巻ツナマヨネーズ」、(2位)「手巻紅しゃけ」、(3位)「手巻紀州南高梅」。
健康志向おにぎりで差別化を狙い、ミニストップの「海苔弁当みたいなおにぎり」や「餃子ライス」などSNSで話題になるおにぎりがトレンドとなっている。
通年で販売されている商品の中で人気な商品は、4社とも「鮭」「シーチキンマヨネーズ/ツナマヨ」「梅」がランクイン。
セブン‐イレブンは、商品の品質向上で年間を通して基本商品の販売が伸長している。精米基準、 炊飯基準を厳格に管理し、「米」のうまさを追求した。
ファミリーマートでは、手巻の海苔は有明海産を用い、米には軟らかさと硬さのバランスをとるためブレンド米を使用するなど、お米、海苔、塩など商品品質の向上へのこだわりが目立った。
ローソンは商品の製法を改良。おにぎりの成型時とフィルム包装工程時にかかっていた圧力を「新・ふっくら包み製法」で低減した。
ごはんの重量は変えずにおにぎりの厚みを約10%アップさせ、ふんわりふっくらとした食感に仕上げたという。
ミニストップは、パッケージでシズル感を表現。パッケージ上部に画像を載せることで商品のイメージがつきやすいようにして、商品名の文字サイズも大きく読みやすくした。
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