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サイゼリヤ/スープとサンドイッチの新業態を開発中

2018年08月06日 17:40 / 店舗

サイゼリヤは8月1日、スープとサンドイッチの新しいブランドを開発していることを明らかにした。

6月末に、2016年10月に東京・茅場町にオープンした、持ち帰り・スープパスタ専門の新業態「ZUPPA di PASTA(ズッパ・ディ・パスタ)」を閉店しており、ズッパ・ディ・パスタの発展型の新業態を今期中に横浜に出店する予定だ。

<ズッパ・ディ・パスタ>
ズッパ・ディ・パスタ

ズッパ・ディ・パスタは、店舗面積は約25m2の小型店で、オフィス街のほか、駅前、駅構内など狭小立地への出店を想定した新業態。

スープパスタと、本場イタリア産のグリッシーニ、大麦ブレッドを小袋に詰め放題のセットメニューを税込500円で提供。忙しいビジネスパーソンをターゲットにした業態のため、土日祝日は休業という形態で運営していた。

サイゼリヤは、国内で店舗数が1000店を超え、店舗同士が競合する状況が生まれる中で、都心部に出店できる第2の出店の柱となる小型店の開発を進めている。

<スパゲッティ マリアーノ日本橋茅場町店>
スパゲッティ マリアーノ日本橋茅場町店

2016年7月7日には、東京都中央区にスパゲッティの新業態「Spaghetti Mariano(スパゲッティ マリアーノ)日本橋茅場町店」をオープンしている。

スパゲッティ マリアーノは、サイゼリヤが出店できる店舗面積の約160m2よりも小さい、約60m2程度で出店できる業態で、持ち帰りができる容器でパスタ、パスタ・サラダ・スープのセットメニューなどを提供する。

2017年5月に既存店舗の実験店だった「マリアーノスパゲッティ芝浦シーバンス店」を業態転換し、2号店「スパゲッティ マリアーノ芝浦シーバンスビル店」(東京都港区)を出店した。

同年7月には、持ち帰りパスタの実験店だった「パスタス末広町店」を業態転換し、3号店「スパゲッティ マリアーノ秋葉原末広町店」(東京都千代田区)をオープンしている。

2018年3月12日には、スパゲッティ マリアーノとして初めての新規出店店舗として、東京メトロ東西線「竹橋」駅直結の複合ビル「パレスサイドビル」1階に、4号店「竹橋パレスサイドビル店」を開店した。

4月15日には、東京都品川区の複合ビル「大崎ブライトタワー」1階に、5号店「大崎ブライトタワー店」をオープンしている。

大崎ブライトタワー店は、これまでのビジネス街立地と異なり、住宅を含む複合ビルに出店しており、オフィス需要に加えて、住宅街の需要にも対応できるかを検証している。

2018年7月7日に、日本橋茅場町店では2回目のリニューアルを行い、店舗内容やメニューを一新している。

まだ、本格展開には至らないが、今後もスパゲッティ マリアーノの検証を続けていくという。

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