関西スーパー/4~9月は、食洗機・自動発注などの省力化で増収増益
2018年11月01日 14:00 / 決算
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関西スーパーマーケットが10月31日に発表した2019年3月期第2四半期決算は、売上高617億4600万円(前年同期比1.4%増)、営業利益8億7500万円(25.5%増)、経常利益10億5800万円(20.6%増)、当期利益6億8000万円(36.8%増)となった。
「生産性向上」では、近年増加した店舗での作業種類数や作業時間の削減を目的に、食洗機やスライド棚など新たなハ-ドを導入することによる作業工程数の削減とともに、自動発注システムやキャッシュリンクなどのシステム投入をすることで作業自体を無くすことにも取り組んだ。
全店への導入を進めているセルフ精算レジは、9月末時点で32店となった。
既存店舗では、6月に鳴尾店(兵庫県西宮市)、9月に蒲生店(大阪市城東区)をリニューアルオープンするとともに、買物がしやすい環境整備のための売場レイアウト変更を中心とした小改装を2店で実施した。
生産性向上を目的として神戸市北区に建設中であったセントラルキッチンとプロセスセンターは9月より稼働を始め、炊飯・米飯および野菜の加工商品の店舗への納品を開始した。
事業施設である「神戸赤松台センター」は「地域未来投資促進法」に基づく「地域経済牽引事業計画」の神戸市第1号事例として兵庫県に承認されました。
利便性向上とポイントへのニーズの高まりに対応するため、前期から環境整備に取り組んできた阪急阪神グループのSポイントカードの利用は、11月から兵庫県下の店舗での取り扱いを予定している。
通期は売上高1240億8000万円(1.1%増)、営業利益19億5000万円(5.0%減)、経常利益22億7000万円(4.4%減)、当期利益13億円(4.7%増)の見通し。
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