イズミ/ニチリウグループ退会「セブンプレミアム」導入
2019年05月09日 14:30 / 経営
イズミは5月9日、日本流通産業が運営するニチリウグループを2020年2月20日に退会すると発表した。
ニチリウグループは1974年、イズミ、オークワ、ライフコーポレーション、さとうなど7社により設立された共同仕入機構で、現在は、プライベートブランド商品「くらしモア」の供給を主に行っている。
イズミは、セブン&アイ・ホールディングスと2018年4月に業務提携を締結し、「両社グループが有する経営資源の有効活用による企業価値の向上」を図るべく協議を進めており、すでに一部商品の共同調達、福山店の営業引継ぎ、電子マネーの相互開放など、提携内容を具現化させていた。
ニチリウグループ退会に伴い、業務提携の検討項目の一つであるプライベートブランド「セブンプレミアム」の取扱いにつきましても、現在、導入に向けて両社で具体的な協議を進めている。今後は、ブランド戦略の統一化を図る計画だ。
市場から高い評価を得ている「セブンプレミアム」の導入は企業価値をさらに向上させ、「安全・安心な高品質商品をお客さまに提供していく」という自社方針の実現に大きく貢献するものと考えているという。
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