セブンイレブン/北海道・四国で「ポイント付与」デイリー商品廃棄削減
2019年08月29日 17:20 / 販促
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セブン-イレブン・ジャパンは8月28日、現在、直営店10店で実施しているエシカルプロジェクトの実験店舗を、北海道・四国に拡大する方針を明らかにした。
エシカルプロジェクトは、販売期限3時間前の米飯・サンドイッチ・麺類・デリカテッセン・スイーツ・ペストリーといったオリジナルデイリー商品を購入するとnanacoポイントをエシカルポイントとして付与する施策。
販売期限が迫ったデイリー商品に、ポイントを付与することで、商品購入を促す施策。現在、付与する時間や率を変えたテストも実施している。本部で、具体的なポイント付与の仕組みを確立した上で、加盟店の判断でエシカルプロジェクトの導入を決定する方針だ。
ポイント付与率については、検証中で、3%・5%・7%・10%など、10%前後のポイントでテストをしている。
テスト店舗では、廃棄ロスが約10%減っている効果があるため、年内の全国導入を視野にいれた検討を開始した。
現在は、実験段階のため、エシカルプログラムについて、お客に告知することができてきない。今後、SNSなども含めてエシカルプログラムの認知度拡大を図ることで、さらに、廃棄ロスは削減できるとみている。
日本フランチャイズチェーン協会の記者懇談会で、古谷一樹会長は、「コンビニは、おにぎり・お弁当・サンドイッチといったフレッシュなデイリー商品を売って成長してきた。一方で、フードロスの問題が注目を集めている。エシカルプロジェクトを成功させたい」と述べた。
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