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セブンイレブン/ポイント付与で「食品ロス削減」来春全国拡大

販促/2019年10月30日

セブン-イレブン・ジャパンは10月30日、販売期限が迫った商品へnanacoボーナスポイントを付与し、食品ロスを削減する「エシカルプロジェクト」のテストエリアを拡大し、2020年春に全国拡大を目指すと発表した。

<エシカルプロジェクトの対象商品例>
エシカルプロジェクトの対象商品例

エシカルプロジェクトは、おにぎり、弁当、寿司などの「米飯」、サンドイッチ、ロールなどの「調理パン」、レンジ麺、スパゲッティなどの「麺類その他」など、専用工場で製造するオリジナルデイリー商品を対象に、販売期限が迫った商品に、、エシカルプロジェクト対象商品である「バーコード付シール」を貼付することで、nanacoボーナスポイントを付与することで、食品ロスを削減する施策。

2018年12月から2019年7月まで述べ40店の直営店で、エシカルプロジェクトの実験を実施。対象商品、ボーナスポイントの付与率、ボーナスポイントを付与する対象時間などの検証を行っていた。

セブン-イレブンでは、専用工場で製造するオリジナルデイリー商品については、消費期限の2時間前を販売期限として設定。販売期限を設けることで、お客が購入直後に消費期限が切れることがないようにしている。今回、10月30日から12月31日まで、テストエリアを四国と北海道に拡大する。

四国4県の351店では、販売期限の3時間前から、対象商品を電子マネーnanacoで購入すると、税抜価格の5%分のnanacoボーナスポイントを即時付与する。

対象商品は、おにぎり、弁当、寿司等の「米飯」、サンドイッチ、ロール等の「調理パン」、レンジ麺、スパゲティ等の「麺類その他」の合計3カテゴリーの約150アイテム。

<エシカルポイントを付与したレシート例>
エシカルポイントを付与したレシート例

北海道内の1010店では、販売期限の5時間前から、対象商品をnanacoで購入すると、税抜価格の5%分のnanacoボーナスポイントを即時付与する。

対象商品は、おにぎり、弁当、寿司等の「米飯」、サンドイッチ、ロール等の「調理パン」、レンジ麺、スパゲティ等の「麺類その他」、惣菜、サラダ等の「デリカテッセン」、チルドデザート等の「スイーツ」分、オリジナルの菓子パン、惣菜パン等の「ペストリー」「パン」の合計7カテゴリー約300アイテム。

<セブン-イレブンのおにぎり売場>
セブン-イレブンのおにぎり売場

これまで直営店では、ボーナスポイントを付与する対象時間は、3時間前、5時間前を含む複数パターン、付与ポイントは3%、5%、7%、10%の4パターンで実験をしていた。

直営店での実験を検証した結果、対象商品は10%程度、廃棄ロスを削減できる効果があった。そのため、個店でのテストをエリアテストに切り替え、エシカルプロジェクトの効果検証をさらに進めるという。

四国と北海道は、地形として島で完結しているため、県境によってエシカルプロジェクトを実施する店舗としない店舗が分かれることがなく、お客が混乱することがないためテストエリアに選定した。

今回もあくまで、テストであるため、四国と北海道で対象時間、対象品目を変更している。ポイント付与率5%も確定したものではなく、今後のテストを踏まえて、全国展開時の付与率を検討するという。

エシカルポイントは、本部販促費の扱いのため、加盟店の負担はない。加盟店は、売上の伸長と廃棄ロスの削減が期待できる。また、ポイントはnanacoポイントで付与するため、nanacoの利用促進にもつながる。

本部は、価格信頼性が維持できるほか、販売額が増加することによるチャージ収入の増加、本部経費(廃棄負担)の軽減につながる。そのため、エシカルポイントの経費は相殺できると見ている。

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