ファミリーマート/デイリー商品の販売時間2時間延長、食品ロス削減
2019年09月13日 17:30 / 商品
ファミリーマートは9月11日、デイリー商品の販売時間を2時間延長し、食品の廃棄ロス対策を進めると発表した。
<デイリー商品売場(イメージカット)>
※写真は2018年5月編集部で撮影
対象となるのは、調理麺・生野菜サラダ・手作りデザート・菓子パン・惣菜パン・チルド弁当・カット野菜など。
サークルKサンクスとの経営統合後、デイリー商品の製造拠点の整備を進め、工場の衛生レベルが向上したことを受け、食味検査と細菌検査を再実施した結果、販売時間を2時間延長できた。
これまで、販売期限時刻を2時、9時、11時、16時、18時、24時の1日6回設定し、店舗でも1日6回、商品の販売期限の確認を行っていた。
販売時間を2時間延長したことにより、販売開始時刻を2時、11時、18時、24時の1日4回に削減した。店舗で行う商品の販売期限の確認も1日4回に削減した。店舗での販売期限の確認作業が減ることにより、店舗作業の削減にもつながるという。
食品の廃棄ロス対策の一環として、寿司、惣菜、パスタ、チルド弁当、デザート、フライヤー商品の販売期限の延長を7月~12月にかけて実施する。
揚げ物系商品は販売期限を20日から30日に、トップシール魚惣菜は8日から10日に、パウチ惣菜は売れ筋3アイテムで30日から40日に、それぞれ販売期限を延長する。
パスタは2日から3日、チルド弁当は3日から4日、デザートは3日から4日に、それぞれ販売期限を延長する。フライヤー商材のハッシュドポテトは、販売期限を2時間から4時間に延長する。
中長期的な取り組みとして、バーガーロールパンに2019年度第4四半期にピロー方式を採用するテストを実施。2021年度に、販売期限を2日から4日・5日への延長を目指す。
2020年度には、パスタの2~4アイテムとチルド弁当商品の1~3アイテムを対象にトップシール方式をテスト導入する。2022年度には、販売期限を3日から5日に延長する予定だ。
また、2020年度は、サンドイッチ2~4アイテムを対象に深絞り包装方式をテスト導入する。2022年度には、販売期限を2日~4日に延長する計画だ。
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