ドトール・日レス/3~8月、原価管理徹底し営業利益7.1%増
2019年10月16日 10:30 / 決算
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ドトール・日レスホールディングスが10月15日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、売上高669億800万円(前年同期比1.1%増)、営業利益62億4700万円(7.1%増)、経常利益61億5000万円(4.6%増)、親会社に帰属する当期利益38億7400万円(3.3%増)となった。
ドトールコーヒーグループにおける売上高は404億3800万円(0.1%増)、営業利益は30億4300万円(2.0%増)となった。
ドトールコーヒーショップでは、ボリューム満載の「ミラノサンドエビマヨ~特製オーロラソース仕立て~」やオリジナルフローズンドリンクのヨーグルンなどを発売、エクセルシオールカフェでも、見た目鮮やかなごろっとしたフルーツを使用したティードリンクなどを発売し、好評だった。
さらなる利便性向上を目的とした「ドトールバリューカード」専用アプリの運用を開始し、スマートフォンでの簡単決済やクレジットカードでのチャージが可能となった。
卸売事業では、ドリップコーヒーやコーヒー原料などの販路と取引先の拡大、コンビニエンス・ストアを中心にチルド飲料など定番商品と新商品の継続的な投入に注力し、新たな商品の開発・販売を展開するなど、引き続き業容拡大に努めた。
日本レストランシステムグループにおける売上高は234億6500万円(3.4%増)、営業利益は26億8200万円(12.1%増)となった。
日本レストランシステムグループでは、「洋麺屋五右衛門」を中心とした既存事業のブラッシュアップに注力したほか、「星乃珈琲店」を11店、新規出店するなど、店舗網の拡大に努めた。
その結果、「星乃珈琲店」の店舗数は、2019年8月末時点で国内においては243店となり、うち加盟店は28店となった。
注力している肉業態の展開においては、目黒に「腰塚」ハンバーグ&ステーキ店を5月に出店した。その結果「腰塚」ブランドは焼肉店・ハンバーグ&ステーキ店・精肉惣菜店等を合わせて18店舗となり、お客の満足度やブランド価値の向上に努めた。
商品戦略では、引き続き、マーケティング力の強化に努め、既存ブランド、新規ブランドともに商品力を高めることでお客が満足する商品を提供すると同時に、多ブランド展開における効率化を考慮した商品開発を実施し、原価管理を徹底する。
通期は、売上高1333億1500万円(3.2%増)、営業利益107億2100万円(5.7%増)、経常利益108億1000万円(5.2%増)、親会社に帰属する当期利益65億300万円(9.9%増)を見込んでいる。
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