コンビニ/ユーザー調査「深夜営業」不要14.8%・必要9.1%
2019年11月05日 17:40 / 行政
経済産業省は11月5日、コンビニエンスストアを巡るさまざまな課題を議論している「新たなコンビニのあり方検討会」の一環として実施した、コンビニユーザー調査結果の概要を発表した。
ユーザー調査は、「出口調査」と「インターネットアンケート」を並行して実施した。
出口調査は7月18日~31日に、繁華街、住宅地、郊外幹線道路沿い等に立地する合計10店の来店客944人を対象に実施。インターネットアンケートは7月22日~26日、年代・性別で割り付けを行ったうえで無作為抽出した1万人を対象に実施した。
主な設問事項は、年齢、職業、地域その他「基礎情報」、時間帯、来店頻度、頻繁に利用するコンビニの
立地状況、よく利用するサービスなど「コンビニの利用状況」、品ぞろえ・サービスへの評価、深夜営業への評価、機械化・省力化・省資源、社会的役割など。
<コンビニの深夜時間営業についての一般消費者の考え方>
出典:経済産業省発表資料
調査によると、コンビニの深夜時間営業についての一般消費者の考えでは、全体の14.8%が「不要」、9.1%が「必要」と回答した。「地域特性などを踏まえ店舗によっては必要」40.8%、「店舗の判断にゆだねるべき」35.2%で、大多数の消費者が、深夜営業について地域性や店舗の判断にゆだねるべきと考えていることが分かった。
■新たなコンビニのあり方検討会
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/new_cvs/index.html
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